
終了
meet the artist 2022
メディアとしての空間をつくる
2021〜2022年度
空き家から舞台に最小の文化施設の可能性を探る
山口市内の空き家を活用して、一時的に文化施設を創出するプロジェクトです。市民をはじめとするプロジェクトメンバーが中心となって1年間にわたり、クリエイティブな活動をおこなうアートプロジェクトのシリーズ「meet the artist(ミート・ジ・アーティスト)」の第7弾として実施しています。
2020年に始まったコロナ禍により、感染症対策の観点から人と人とが集まることに制約が加わるようになりました。これにより、ライブハウスや美術館、劇場など、イベントをホストする空間も、その活動のあり方の見直しを余儀なくされており、YCAMもまた例外ではありません。
このプロジェクトでは、全国的にも高いレベルの空き家率を誇る山口市をフィールドに、空き家を解体/改修しながら、ごく小規模なイベントスペースに転換。そしてYCAMがこれまで培ってきた公演や展覧会などのイベント制作のノウハウや、クリエイターとのネットワークを駆使して、多種多様なイベントを実施していきます。
これまでの取り組み
2022年度
複合文化施設としての運用
イベントの開催
YCAMがこれまで培ってきたイベント制作のノウハウや、クリエイターとのネットワークを駆使しながら、コンサートや運動会、パフォーマンスなどの多彩なイベントを開催していきます。
施設の改修
イベントと並行して、専門家も交えながら、物件の解体/改修を重ねていきます。
関連イベント
2021年度
リサーチと物件の策定
モデル化
山口市内における空き家の概況のリサーチを実施するとともに、イベントスペースに転用可能な空き家のモデルや、立地のモデル、運用モデルを策定しました。
それに基づいて、山口市内の不動産会社と協働しながら、プロジェクトを実施する空き家を捜索。最終的には山口市中園町にある空き家を選定しました。
オルタナティブスペースの調査
空き家を活用したアートプロジェクトや、「オルタナティブスペース」と呼ばれる施設のリサーチを実施しました。
この過程で、有識者のレクチャーを開催しました。
基本情報
実施期間 | 2021〜2022年度 |
関連イベント | 77 |