バック・トゥ・バック・シアター演劇公演
影の獲物になる狩人
バック・トゥ・バック・シアター 出演者 サラ・メインウェアリング、スコット・プライス、サイモン・ラハーティ
オーストラリア発の世界的先駆者が山口初上陸
オーストラリアを拠点に、知的障がいのある俳優たちを中心に運営される劇団、バック・トゥ・バック・シアターによる演劇公演です。
バック・トゥ・バック・シアターは、知的障がいのある俳優たちを含む多様なメンバーで結成された劇団で、国内外で30年以上に渡り表現活動をおこなってきました。さまざまな個性をもつメンバーが描き出す唯一無二の作品は、これまで国際的に高い評価を得ています。
約5年振りとなる来日で上演する本作ではキーワードとして「AI」が取り上げられます。劇中で開かれる集会で、登場人物たちは人間に対するAIの脅威を語ります。その過程で人権や性、集団として下す決定に対する責任など、わたしたちの市民社会の根幹に疑問を投げかけていきます。
クールで突き刺さる演劇
穏やかで温和な会議にしましょう。お互いを尊重するように。
個人攻撃はしないこと。
事を荒立てないように。
—サイモン
本作《影の獲物になる狩人》には劇中のトピックとしてAIが登場します。劇中に登場する障がいのある3人の活動家たちが周辺の住民を集めてミーティングを開きます。ここからAIの人類に対する脅威についてという、いかにも現代風の話題が展開しますが、これは実は物語を構成する一部でしかなく、劇中、音声認識をするAIが登場することで、テクノロジーはより大きなテーマを浮かび上がらせるための巧妙なきっかけであることが判明します。
本作は、社会にとって最善の選択のために、私たちはそれぞれどのような責任を持ち、団結すればいいのかを問いかけます。登場人物たちの一見するとコミカルなやり取りの中に、差別の歴史、性をめぐる権力構造など、冷徹な視線が浮かび上がります。社会における狩人とは誰なのでしょうか?そして、狩人が一転して狩られる立場になったとき、何が見えてくるのでしょうか?
優れて挑発的な本作は、バック・トゥ・バック・シアターが自ら語るように「私たちが私たち自身や他の人たちに対して持っている前提」を力強く揺り動かしていきます。それは「演劇で可能なこと」という、普段私たちが演劇を見るときに期待している「何か」を超えていくような彼らの挑戦でもあるのです。
ポストトーク(14日公演終了後)
上演作品
- 準備中
影の獲物になる狩人
プロフィール
関連イベント
2023年10月14日(土)、15日(日)
- 終了
- 準備中
バック・トゥ・バック・シアター演劇公演
影の獲物になる狩人
2023年10月12日(木)
- 終了
影の獲物になる狩人:関連イベント
ブリトニーの無意識
申込み・チケット情報
チケット発売日
- 一般発売
- 2023年8月12日(土)10:00
料金
前売り 全席指定
- 一般
- 3,000円
- any会員
- 2,500円
- 特別割引
- 2,500円
- 25歳以下
- 2,000円
当日 全席指定
- 一律
- 3,500円
備考
チケットの購入方法についてはこちらをご覧ください
特別割引は、シニア(65歳以上)と障がい者および同行の介助者が対象となります。
当日券は開演時間の各1時間前からホワイエにて販売します。
基本情報
開催日時 |
2023年10月14日(土)、15日(日) |
会場 | |
関連イベント | 2イベント |
申込み・チケット情報 |
有料
要チケット購入
当日券は開演時間の各1時間前からホワイエにて販売します。 |
チケット発売日 |
一般発売 2023年8月12日(土)10:00 |
備考 |
ご鑑賞に際して
未就学児童入場不可 |
託児サービス |
イベント開催初日の1週間前までにチケットインフォメーション窓口かお電話にてご予約ください。
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プレスリリース |
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クレジット |
主催:公益財団法人山口市文化振興財団 |