Audio Base Camp #2
75年前のマイクで音を録る—大土蔵録音設計図
保利透、泊
プロデューサーの保利透と音楽ユニット・泊によるリスニングイベントです。高品質な大音量の中でレコードやCDなどの録音物を聴取するリスニングイベント「Audio Base Camp #2」のプログラムとして開催します。
戦前に製造されたレコード(SP盤)の復刻を手がけるプロデューサー・保利透が近年取り組んでいる「大土蔵(おおどぞう)録音」について紐解きます。「大土蔵録音」は、戦前のマイクや歌唱法など、録音をとりまく様々な要素を再現して、当時の流行したジャズなどの楽曲を録音した音源のシリーズで、歌手/漫画家の山田参助とG.C.R.管弦楽団とともに制作した「大土蔵録音2020」は、第34回ミュージック・ペンクラブ音楽賞のポピュラー部門で最優秀作品賞を受賞しました。今回は、保利に加え、山田とギタリスト武村篤彦の音楽ユニット・泊を迎え、1本のマイクのみを使用し、演奏者たちの位置や演奏そのもので音のバランスを調整する当時の録音手法の実演を交えながら、当時の音楽制作について考えを深めていきます。
保利透のコメント
レコードを集めたり聴いたりすることでわかるユーザー側の視点とは大きく違い、ある意味の諦観などを含めた制作現場での苦悩などを演奏者たちと時空を超えて体感した気がします。
送り手側が考えている創作物が受け取り手にそのまま伝わるのかどうか、録音と言う現象の難しさを共有できたらと思います。
申込み・チケット情報
料金
前売り
- 一般
- 1,300円
- any会員
- 800円
- 25歳以下
- 800円
- 特別割引
- 800円
- 高校生以下
- 無料
当日
- 一般
- 1,500円
- 高校生以下
- 無料
基本情報
開催日時 |
2023年9月23日(土) 16:30〜18:30 |
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