日仏共同製作 新作舞台作品 束芋×ヨルグ・ミュラー
もつれる水滴
アニメーション表現と現代サーカスの融合
現代美術家・束芋(たばいも)と、フランスを拠点とするサーカスパフォーマーのヨルグ・ミュラーのコラボレーションによるパフォーマンス作品を発表する公演です。
束芋は、2011年に第54回ヴェネチア・ビエンナーレ日本館代表作家に選出されるなど、社会に潜む不条理を炙り出すアニメーション映像が国内外で高く評価されています。近年は舞台作品にも意欲的に取り組み、振付家・ダンサーの森下真樹とのコラボレーションによる『錆からでた実』(2016年改訂バージョン)からは、アニメーションにとどまらず、演出も手がけました。
一方、ヨルグは、フランス発祥のヌーヴォーシルク(現代サーカス)と呼ばれる、ジャグリング、ダンス、演劇、音楽、美術など多彩な要素が織り込まれた新ジャンルのトップランナーです。ドイツ出身ですが、フランスを中心に活動し、テクノロジーと身体とオブジェがクロスオーバーするサーカスアートを探究し続けています。ヨルグの身体と浮遊する金属パイプが交錯しながら宙を舞い、透きとおった音を奏でる『モビール』(1995年)、さらにチェリストとのコラボレーションでバッハの音楽が天上に立ち上っていくような繊細な表現を見せた、代表作『サラバンド』(2016年)は、従来のサーカスの概念を軽やかに超えるアートとして話題を集めました。
そんな2人がタッグを組んだ新作『もつれる水滴』は、まったく異なる空間と身体へのアプローチとなる挑戦となりましたが、長期にわたるクリエイションを通して、絶妙のバランスを見いだしました。束芋は、アニメーションの新たな投影方法を、ヨルグの緻密な技術にインスピレーションを得ることで進化させました。一方でヨルグは、巨大な布を生き物のように操るジャグリングを新たに習得し、束芋の映像を受け止めて幻惑的な身体表現を生み出しました。ヨルグのパートナーを務めるダンサーの間宮千晴をはじめ、実力派クリエーターも加わって、映像と身体は音楽・ヴォイスとも絡み合い、観客の心をざわつかせるような、これまで見たことのないステージが、ついにその全貌を現します。
関連イベント
2022年5月14日(土)、15日(日)
- 終了
- 準備中
日仏共同製作 新作舞台作品 束芋×ヨルグ・ミュラー
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2022年5月11日(水)
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ヨルグ・ミュラーによる身体ワークショップ
2022年5月15日(日)
- 終了
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バックステージツアー
申込み・チケット情報
チケット発売日
- 2022年3月26日(土)10:00
チケットコード
- Pコード(チケットぴあ)
- 647-646
- Lコード(ローソンチケット)
- 63058
料金
前売り 全席自由
- 一般
- 3,000円
- any会員
- 2,500円
- 特別割引
- 2,500円
- 25歳以下
- 1,500円
- 高校生以下
- 500円
当日 全席自由
- 一律
- 3,500円
備考
チケットの購入方法についてはこちらをご覧ください
特別割引は、シニア(65歳以上)と障がい者および同行の介護者が対象となります。
基本情報
開催日時 |
2022年5月14日(土)、15日(日) |
会場 | |
関連上映 | 1上映プログラム |
関連イベント | 3イベント |
申込み・チケット情報 | 有料 要チケット購入 |
チケット発売日 |
2022年3月26日(土)10:00 |
クレジット |
主催:公益財団法人山口市文化振興財団 構成・演出:束芋、ヨルグ・ミュラー |