レコード寄席 ビニール盤事始
出演者 田口史人
音楽・出版レーベル、店舗などを経営する田口史人のキュレーションによるリスニングイベントです。高品質な大音量の中でレコードやCDなどの録音物を聴取するリスニングイベント「Audio Base Camp #1 はじめてのガチ聴き」のプログラムとして開催します。
一般的に「レコード」というと、音楽を収録し、店頭で販売されるものをイメージすると思うのですが、田口のコメントにもあるように、実のところは、それ以外の目的で制作されたものの方が数としては圧倒的に多いのです。「Audio Base Camp」は、リスニングという高い高い「山」の高みを目標に定めたイベントです。しかし、田口の「レコード寄席」ではあえて、国内最高レベルの音響システムを駆使して、むしろ下界にぼんやり見えている、山の裾野に広がる広大な世界に触れてみてほしいと思います。今回の寄席は日本最初期のビニールレコードにまつわるお話になります。当時の盤のポテンシャルを探ってみたり、ラッカー盤、プレス盤などの音質を聴き比べてみたりのバラエティショウになるでしょう。
田口史人からのコメント
「レコード寄席」とは、生活の中で生まれ使われて来た昭和のふつうの暮らしの傍らにあった、あまりにも当たり前にあって忘れられてしまったレコードを聞いてみようというイベントです。
日本各地の御当地盤、町の人々の自主制作盤はもとより、記念品、記録、PR、報道、実用品各種、引き出物など。レコード文化の裾野に広がる広大な世界を探訪します。
はじめのうちは珍しい音源のように聞こえるかもしれませんが、聞いているうちに誰もが「あれ、そういえば家にそんなものがあったような気が….」と、忘れかけていた記憶の扉が次々と開いていきます。
レコードは、流行のためだけに作られたものではなく、実は、生活に密着した様々な目的で作られたものの方が圧倒的に多かったのです。それらはあまりに近すぎたために捨てられたり、しまい込まれたりして、顧みられることがありませんでした。それらのレコードにそのまま耳を傾けてみれば、ゆっくりと当時の暮らしが見えてきます。
プロフィール
出演者
田口史人
1967年神奈川県横浜市生まれ。長野県伊那市在住。1987年より大型チェーン・レコード店に勤務し、2003年より高円寺に自主制作盤専門店「円盤」をオープン。2020年より拠点を長野県伊那市に移し、レコードと本の店「黒猫」を開店。現在、音楽と本の店「黒猫」(高円寺店、伊那通り町店)店主。また個人で音楽レーベル「オズディスク」を1993年より、「円盤」を2004年より、さらに2012年より出版「リクロ ...
申込み・チケット情報
料金
1回券 前売り
- 一般
- 1,300円
- any会員
- 800円
- 25歳以下
- 800円
- 特別割引
- 800円
- 高校生以下
- 500円
フリーパス 前売り
- 一般
- 4,800円
- any会員
- 4,000円
- 25歳以下
- 4,000円
- 特別割引
- 4,000円
- 高校生以下
- 2,000円
備考
チケットの購入方法についてはこちらをご覧ください
特別割引は、シニア(65歳以上)と障がい者および同行の介護者が対象となります。
基本情報
開催日時 |
2022年9月3日(土) 13:00〜15:00 |
会場 | |
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