民謡をたずねて～山口篇

DJユニットの俚謡山脈のキュレーションによるリスニングイベントです。高品質な大音量の中でレコードやCDなどの録音物を聴取するリスニングイベント「Audio Base Camp #1 はじめてのガチ聴き」のプログラムとして開催します。

小唄・風俗歌・俚歌・俗歌・俚謡・俗謡・地方歌・田舎歌など、「生活から生まれた声」たちは、明治から大正にかけて日本が西洋化を推し進めていく時代に「民謡」という名の下にまとめられていきました。
俚謡山脈はそれらのレコードを買い、ターンテーブルに乗せて爆音でプレイするDJユニットです。西洋からもたらされたはずのクラブカルチャー／ダンスミュージックの現場にいながら「民謡」を解き放ち、彼らの言うところの「堕してない」、つまり郷土色を失わず、また洋楽の影響がない民謡を数多く再発見し、クラブやラジオ番組など幅広いアプローチから多くの人々に紹介してきた俚謡山脈。このプログラムでは、山口にまつわる民謡をご紹介します。果たして民謡に現れた山口の郷土色とはどのようなものでしょうか？

俚謡山脈からのコメント

俚謡山脈が考える民謡のヤバさ、カッコよさを、実際に音源を聴きながら紹介いたします。「ふるさと」「伝統」「保存」とは違う、単に剥き出しのミュージックとしての民謡とは？当地山口のヤバい音源も含めて聴きまくり、語りまくるトークショー。