山口情報芸術センター × 愛知県芸術劇場 × Dance Base Yokohama
パフォーミングアーツ・セレクション in Yamaguchi
酒井はな、中村恩恵、安藤洋子
日本を代表するダンスアーティストらが
コロナ禍に創作したダンス作品を山口で上演!
国際的に活躍する3名のダンスアーティスト、安藤洋子、酒井はな、中村恩恵を通して「振付」について考察する『ダンスの系譜学』を上演する公演です。
クラシック・バレエやモダンバレエを基礎に学び、世界随一の振付家、演出家らの革新的な身体表現のメソッドを受け継いできた安藤洋子、中村恩恵、酒井はな。『ダンスの系譜学』を通じて、それぞれのダンスキャリアに影響を与えた巨匠振付家らのオリジナル作品を軸に、振付の原点が今日に至るまで「継承」され「再構築」を繰り返してきた歴史を、6つのショーケースを通して紐解いていきます。時代も地域も民族も越えて、絶えず更新されるダンスの歴史の一幕にお立会いください。
酒井はな『瀕死の白鳥』/『瀕死の白鳥 その死の真相』
世界中のバレエダンサーが踊り続けてきたフォーキン原作による『瀕死の白鳥』。本公演では日本を代表するダンサーの酒井はなが、演劇作家の岡田利規と取り組んだ新解釈バージョンを上演。白鳥の死因に迫ることでバレエの様式を解体し、現代のパフォーミングアーツの新たな局面を切り開きます。
『瀕死の白鳥』
ミハイル・フォーキン原型
酒井はな改訂
出演:酒井はな
チェロ:四家卯大
『瀕死の白鳥 その死の真相』
演出・振付:岡田利規
出演:酒井はな
編曲・チェロ:四家卯大
中村恩恵『BLACK ROOM』/『BLACKBIRD』よりソロ
言葉にならなかった声に耳を澄ませた中村の新作『BLACK ROOM』と、キリアンが中村のために振り付けた『BLACKBIRD』よりソロの場面を上演。闇の中から生まれ落ちた新たな生命を想起するような連作、2作品を併せて上演します。
『BLACK ROOM』
振付・出演:中村恩恵
音楽:ディルク・ハウブリッヒ
衣裳:串野真也
『BLACKBIRD』よりソロ
振付・舞台・衣裳・照明コンセプト:イリ・キリアン
出演:中村恩恵
安藤洋子『MOVING SHADOW』/『Study # 3』よりデュオ
宮沢賢治の「春と修羅」をモチーフに創作した安藤洋子の『MOVING SHADOW』は、オーディションで見出された2名の若手ダンサーと約2年のクリエイションを経て誕生した新作。本作品とともに、フォーサイス『Study # 3』の作品の最後にあたる島地保武との即興デュオを連続上演する。
『MOVING SHADOW』
振付・出演:安藤洋子
出演:木ノ内乃々、山口泰侑
『Study # 3』よりデュオ
振付:ウィリアム・フォーサイス
出演: 安藤洋子、島地保武
プロフィール
酒井はな
1979年からクラシック・バレエを始める。牧阿佐美バレエ団を経て、1997年新国立劇場バレエ団設立と同時にプリンシパルとして移籍。以降、数々の主演を務める。日本を代表するバレリーナとして、古典から現代作品まで幅広く取り組んでいる。これま でに芸術選奨、橘秋子賞など多数受賞。2017年紫綬褒章受章。
中村恩恵
ダンサー/振付家
ローザンヌ国際バレエコンクールにてプロフェッショナル賞受賞後渡欧。イリ・キリアン率いるネザーランド・ダンス・シアターに所属し、世界を牽引する振付作家達の創作に携わる。2007年より、活動拠点を日本に移し振付家としてNoism、新国立劇場バレエ団等に作品提供するなど活躍の場を広げている。
安藤洋子
ダンサー
2001年フランクフルト・バレエ団に初のアジア人として入団。同団解散後も引き続きザ・フォーサイス・カンパニーに在籍し、中心ダンサーとして活躍。自身でも作/演出/出演するダンス作品の発表、国内外の音楽家や現代美術家等との協働、メディアテクノロジーを使ったダンスの創作と教育などにも取り組む。
申込み・チケット情報
前売り券発売日
- 一般発売
- 2022年10月1日(土)10:00
料金
前売り
- 一般
- 3,000円
- any会員
- 2,500円
- 25歳以下
- 1,500円
- 高校生以下
- 500円
当日
- 一律
- 3,500円
チケットコード
- Pコード(チケットぴあ)
- 515-238
- Lコード(ローソンチケット)
- 63527
備考
チケットの購入方法についてはこちらをご覧ください
特別割引は、シニア(65歳以上)と障がい者および同行の介護者が対象となります。
基本情報
開催日時 |
2022年12月11日(日) 14:00 開演 |
会場 | |
申込み・チケット情報 | 有料 要チケット購入 |
前売り券発売日 |
一般発売 2022年10月1日(土)10:00 |
クレジット |
主催:公益社団法人全国公立文化施設協会、公益財団法人山口市文化振興財団 企画・共同製作:愛知県芸術劇場、Dance Base Yokohama |