YCAMスポーツ共創実験スタジアム2021
講師 西翼、犬飼博士、運動会屋、運動会協会
想像力とテクノロジーを駆使してつくる「共創」のかたち
新しいスポーツを複数人の協働により開発する「スポーツ共創」 の手法や、その応用について、身体を動かしながら 学ぶ4日間の合宿形式のイベントです。
このイベントでは、参加者はイベントの企画者の立場で、各自が属するコミュニ ティでスポーツ共創の要素を盛り込んだイベントを実現すべく、その計画を練り上げていきます。この過程で、従来の「YCAMスポーツハッカソン」で実施した、運動会種目の開発と運動会の設計をおこない、ここで生まれた競技は会期中に開催する「第6回 未来の山口の運動会」で実際に競技します。
プログラム
1日目:哲学対話とアクションプラン
哲学対話とは、参加者同士の対話を通じて、テーマについて考えを深めるための思考方法です。「運動会とはなにか?」「なぜ運動会をするのか?」 「スポーツ共創ってなに?」「みんなのためのスポーツって?」などの問いを立て、みんなで対話します。
アクションプランとは、参加者自身が本イベント参加後に実践してみたいスポーツ共創を取り入れたイベントや、事業の計画内容を指します。参加者には、予め用意してもらったアクションプランをプレゼンテーションして頂き、運動会終了後に今回の経験を踏まえてご自身のプランをアップデート、再度プレゼンテーションしていただきます。
2日目:運動会種目開発(YCAMスポーツハッカソン)
開発(デベロップ)と実践(プレイ)を繰り返す「デベロップレイ」と呼ばれる制作手法を用いて、まだ見ぬ新しい運動会種目を開発します。開発した種目を実際に楽しむ運動会「第6回 未来の山口の運動会」を設計します。
「第6回 未来の山口の運動会」の様子はインターネットで生中継されますので、中継を視聴している人がオンラインからも楽しめるように視聴者参加型種目の開発に挑戦します。
3日目:第6回 未来の山口の運動会
前日につくり出した新種目だけで構成された運動会を、このイベントの参加者だけで実施します。この模様はインターネットで生中継されます。視聴者参加型種目も織り交ぜながら、「新しい運動会」「新しいハレのヒ」をつくり出します。
4日目:振り返り/出発式
イベント全体を通じて、「何が起こっていたのか」「何が達成できたのか」「何がまだ達成できていないのか」を改めて整理するとともに、参加者それぞれの「アクションプラン」を再度見直して、発表して頂きます。
このイベントの目標
2023年度開催のスポーツイベントのキックオフ
このイベントは、2023年度に山口で実施する大型スポーツイベントのキックオフに相当します。今回のイベント参加者のうち、山口でスポーツ共創に関する取り組みを継続できる方々とともに、2年間かけてリサーチを進めていき、この過程で、スポーツに留まらないさまざまな領域へとスポーツ共創の輪を広げていきます。
今後のプロジェクトの流れ
2021年度
- スポーツ共創を通じたイベント開催に関心を持つ人材の発掘
2022年度
- スポーツ共創の実現を目指す個人または団体と定例ミーティング
- イベント構想・計画の発表
2023年度
- 個人または団体を招き、大型スポーツイベントを山口で開催
1000人が参加するオンライン運動会
2日目に行う運動会種目の開発の中で、オンラインで未来の山口の運動会を視聴する人たちも参加できる種目の開発に最低1種目は挑戦します。スポーツイベントなど、大勢の人が集まるアクティブなイベントが難しい今の時期だからこそ、オンラインだからこそできる「1000人規模の運動会」を実施して、一緒に新しい「ハレのヒ」を誕生させましょう!
プロフィール
関連イベント
2021年5月4日(火)
- 終了
第6回 未来の山口の運動会
2021年5月2日(日)〜5日(水)
- 終了
- 準備中
YCAMスポーツ共創実験スタジアム2021
参加費
- 参加無料 要申込
基本情報
開催日時 |
2021年5月2日(日)〜5日(水) |
会場 |
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関連イベント | 2イベント |
参加費 | 参加無料 要申込 |
参加対象/対象年齢 |
15歳以上 |
定員 | 30 人 |
申込受付期間 | 〜2021年4月12日(月) |
備考 |
準備いただきたいものアクションプランシート上述のアクションプランをまとめるための書類です。選考結果をお知らせするメールで、お送りしますので、開催前にご記入ください。 動きやすい服装(着替え)とくに2日目と3日目は身体を動かします。 水筒やペットボトルなどに入った飲料会場には、フタが付いた飲料以外は持ち込むことができません。 |
プレスリリース |
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クレジット |
主催:山口市、公益財団法人山口市文化振興財団 |