未来の山口の授業
ネットにくらす、わたしのひみつ
見る、見られるの向こう側—
これからのネットでの「くらし方」を探求しよう
インターネットにおける自身と他者との「見えないコミュニケーション」について学ぶオリジナルの教育プログラムです。
このプログラムは、YCAMが開発した教育プログラムを紹介するイベントシリーズ「未来の山口の授業」の一環として実施するもので、YCAMが2020年から展開している、情報とインターネットの未来をテーマとした研究開発プロジェクト「鎖国[Walled Garden]プロジェクト」の成果を応用して開発しました。
このプログラムでは、SNSにおける写真投稿を例に、参加者が情報の発信者と受信者の両方の立場を体験していきます。そこから分かったことを話し合うことで、情報の送信者と受信者、双方の立場の特性を再考していきます。
情報の発信者と受信者、双方の立場から考える安全なインターネット
今回実施する「ネットにくらす、わたしのひみつ」の背景にあるのは、YCAMが2020年から展開している、情報とインターネットの未来をテーマとした研究開発プロジェクト「鎖国[Walled Garden]プロジェクト」です。このプロジェクトでは、インターネットが私たちの生活の中でライフラインとも言える地位を占め、その一方で一部のIT企業に膨大な個人情報が集約される現状を踏まえ、来るべきインターネットの未来を構想するためのリサーチやワークショップ開発をおこなっています。
このプログラムでは、参加者の現在のインター ネットに対するイメージを共有したうえで、SNSをモチーフにしたアクティビティを実施します。これは、参加者のひとりが、 あるテーマに沿って撮影した写真を架空のSNSに匿名で投稿 し、他の参加者とともにその写真を投稿した人物の人物像につ いて意見交換をおこなう、というものでこれを繰り返していき ます。その後、写真を投稿する側と、それを閲覧して読み解く側、それぞれの立場を通して得られた発見や、そこで発生したコ ミュニケーションや、そのズレについて議論を重ねます。
一連のアクティビティを通じて、今後さらなる発展が予想されるインターネットにおけるコミュニケーションの特性を理解するとともに、利便性を確保しながら、自分自身を守り、周囲の人々の判断を尊重するための思考や技術について考えを深めていきます。
実施ワークショップ
参加費
- 参加無料 要申込
基本情報
開催日時 |
2021年11月20日(土)〜2022年1月23日(日) |
イベント休止日 |
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会場 |
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参加費 | 参加無料 要申込 |
参加対象/対象年齢 | 小学4年生以上 |
定員 | 8 人 |
備考 |
※各回定員が8名となっております。各回開催前日までにご応募ください。(申込多数の場合は抽選) 持ち物
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プレスリリース |
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クレジット |
主催:山口市、公益財団法人山口市文化振興財団 |