ホー・ツーニェン新作展プレトーク
山口時代の西田幾多郎の原文を読む・考える
ゲスト 佐野之人
哲学研究者の佐野之人をゲストに招いて行うトークイベントです。日本を代表する哲学者、西田幾多郎(1870年〜1945年)や京都学派の思想について紹介します。2021年4月から開催する「ホー・ツーニェン新作展」の一環として行います。
かつて旧制山口高等学校で教鞭をとっていた西田幾多郎。本イベントでは、その頃に西田が書いた文章を参加者とともに読んでいきます。
佐野之人によるコメント
「偉大な哲学者の思想を学ぶ醍醐味は何と言っても原典を味わうことです。西田幾多郎は日本で初めてにして最も偉大な独創的な哲学者です。西田は1897年から1899年(27~28歳)にかけて山口に滞在しました。猛烈な座禅の修行の傍ら、彼はその後の思想展開のすべてを含むような小論を著しました。ここではその小論を共に音読・講読しながら、共に哲学して見たいと思います。皆さんが主役です。西田が考えようとしたことに迫りたいと思います。」
ホー・ツーニェン新作展プレトーク
2021年4月から開催するシンガポール出身のアーティスト、ホー・ツーニェンの展覧会では、西田幾多郎を中心に形成され、1930年代から40年代にかけて日本の思想界に大きな影響力をもった哲学者のグループ「京都学派」をテーマに新作を発表します。 「ホー・ツーニェン新作展プレトーク」は、この展覧会のプレイベントとして開催するものです。
プロフィール
ゲスト
佐野之人
哲学研究者
静岡県生まれ。京都大学博士後期課程単位取得中退。現在山口大学教育学部教授。ヘーゲル、西田などを研究。2013年より西田旧宅にて山口西田読書会の進行役を務め、257回を数える。現在『西田幾多郎全集』の第4巻『働くものから見るものへ』の後編を講読中。卒業シーズンには「饗宴」と題し、山口大学の学生や卒業生、教員、市民らによる哲学、文学などの発表会を企画。どこまでもテキストに即し、分かることではなく、どこ ...
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参加費
- 参加無料 要申込
基本情報
開催日時 |
2021年2月13日(土) |
会場 | |
関連イベント | 3イベント |
参加費 | 参加無料 要申込 |
定員 | 50 人 |
プレスリリース |
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