ホー・ツーニェン新作展プレトーク
京都学派と現代
ゲスト 菅原潤
哲学研究者の菅原潤をゲストに招いて行うトークイベントです。日本を代表する哲学者、西田幾多郎(1870年〜1945年)や京都学派の思想について紹介します。2021年4月から開催する「ホー・ツーニェン新作展」の一環として行います。
このイベントでは、京都学派について研究する菅原潤をゲストに迎えて「京都学派」について紹介します。
京都学派とは、西田幾多郎と田辺元(1885年〜1962年)の弟子で京都大学文学部を中心に活動した西谷啓治(1900年〜1990年)、高坂正顕(1900年〜1969年)、高山岩男(1905年〜1993年)、鈴木成高(1907年〜1988年)をはじめとする哲学者のグループです。そのなかでも高山の『世界史の哲学』の評価をめぐってグループ内で引き起こされた論争に注目し、戦前の日本哲学に秘められた政治的文脈を探るとともに、これに類似する三木清(1897年〜1945年)や上山春平(1921年〜2012年)の仕事と比較することで、21世紀の「世界史の哲学」の可能性を探ります。
ホー・ツーニェン新作展プレトーク
2021年4月から開催するシンガポール出身のアーティスト、ホー・ツーニェンの展覧会では、西田幾多郎を中心に形成され、1930年代から40年代にかけて日本の思想界に大きな影響力をもった哲学者のグループ「京都学派」をテーマに新作を発表します。 「ホー・ツーニェン新作展プレトーク」は、この展覧会のプレイベントとして開催するものです。
プロフィール
ゲスト
菅原潤
哲学研究者
1963年仙台市生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程修了。佐賀大学助教授、長崎大学教授などを経て現在は日本大学工学部教授。専門はドイツ近現代哲学、日本哲学史。主な著書に『弁証法とイロニー』(講談社選書メチエ、2013年)、『京都学派』(講談社現代新書、2018年)、『上山春平と新京都学派の哲学』(晃洋書房、2019年)などがある。
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ホー・ツーニェン
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- 終了
ホー・ツーニェン新作展プレトーク
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2021年4月18日(日)
- 終了
- 準備中
ホー・ツーニェン新作展プレトーク
京都学派と現代
参加費
- 参加無料 要申込
基本情報
開催日時 |
2021年4月18日(日) |
会場 | |
関連イベント | 3イベント |
参加費 | 参加無料 要申込 |
定員 | 50 人 |
プレスリリース |
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