ハイバイ
[中止]ヒッキー・カンクーントルネード
作・演出の岩井秀人本人の引きこもり体験を元に描かれた、
劇団旗揚げ作品にして代表作
劇作家/演出家の岩井秀人が主宰する劇団・ハイバイの演劇作品を発表する公演です。
本作は岩井自身の引きこもり経験を元に描いた処女作で、のちのハイバイや岩井作品の元となる「笑うしかない」状況や、お馴染みとなった「男性俳優がお母さん役を『特に女性らしくなく』演じる」という手法もこの作品から生まれ、再演を繰り返しながらブラッシュアップしてきたハイバイの代表作のひとつとなっています。
あらすじ
プロレスラーを夢見ているが自宅からは一切出られない引きこもり(ヒッキー)の登美男。妹の綾が唯一の理解者。ある日、心配をした母が連れてきた「出張お兄さん」なるカウンセラーもどきの男、圭一に登美男は説得をされるが、あろうことか逆に圭一が、登美男と共に引きこもってしまう。
続いてやってきたカウンセラーは、二人を家から外に出すべく、新たな策を練る。
果たして、登美男は外に出られるのか…。
岩井秀人よりコメント
『ヒッキー・カンクーントルネード』は僕自身が引きこもっていた時のことを元に書かれたものです。そして、再演作品も多くあるハイバイの作品群の中でも、断トツで再演を重ねてきたものです。僕がしつこく言っている、「面白ければ再演を何度やっても、お客さんは減らない」ということを立証し続けてくれている作品です。去年、「ワレワレのモロモロ」と共に上演する予定でしたが延期となり、今回、稽古場の安全を考慮して「ヒッキー」のみの上演となります。正直悔しいですが、こんな時期にあえて家を出て、劇場で見てもらえることの価値を感じながら、改めて作り直してみようと思います。
プロフィール
岩井秀人
作家/演出家/俳優
1974年、東京都小金井市生まれ。2003年に劇団ハイバイを結成。 東京であり東京でない小金井の持つ「大衆の流行やムーブメントを憧れつつ引いて眺める目線」を武器に、家族、引きこもり、集団と個人、個人の自意識の渦、等々についての描写を続けている。2012年、NHK BSドラマ『生むと生まれるそれからのこと』で第30回向田邦子賞、2013年、舞台『ある女』で第57回岸田國士戯曲賞受賞。 近年は、『ワレ ...
申込み・チケット情報
チケット発売日
- 一般発売
- 2021年7月31日(土)10:00
料金
前売り 全席自由
- 一般
- 3,000円
- any会員
- 2,500円
- 特別割引
- 2,500円
- 25歳以下
- 1,500円
- 高校生以下
- 500円
当日 全席自由
- 一律
- 3,500円
備考
チケットの購入方法についてはこちらをご覧ください
特別割引は、シニア(65歳以上)と障がい者および同行の介護者が対象となります。
基本情報
開催日時 |
2021年9月10日(金)、11日(土) |
関連イベント | 1イベント |
申込み・チケット情報 | 有料 要チケット購入 |
チケット発売日 |
一般発売 2021年7月31日(土)10:00 |
備考 |
未就学児童入場不可 |
託児サービス |
イベント開催初日の1週間前までにチケットインフォメーション窓口かお電話にてご予約ください。
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クレジット |
主催:公益財団法人山口市文化振興財団 作・演出:岩井秀人 舞台監督:谷澤拓巳 |