続・ナマモノのあつかいかた:関連イベント
生物学、謙虚さ、そしてアートの可能性
ゲスト オロン・カッツ ホスト レオナルド・バルトロメウス、伊藤隆之、高原文江、津田和俊、吉﨑和彦、塚原悠也
「YCAMオープンラボ2020:続・ナマモノのあつかいかた」の第4回目となるトークセッションです。今回はゲストに、オーストラリア・パースを拠点にアーティスト、研究者として活動するオロン・カッツを迎えてお届けします。
カッツは、1990年代から細胞の組織培養工学をベースとするアートプロジェクトを行い、バイオアート・シーンを牽引してきたアーティストです。また、生物学に関するアーティスティック・リサーチを行う研究機関「シンビオティカ」を2000年に設立しています。
長年、生物学と芸術表現に取り組んできたカッツに、今、私たちが生物学から教えられること、そして、アートの可能性について話を聞きました。
なお、本トークセッションは、事前に収録したカッツとのトーク(5月28日収録、日本語字幕付き)と視聴者からの質問を受けるQ&Aコーナー(LIVE)で構成されます。
プロフィール
ゲスト
オロン・カッツ
アーティスト/研究者/キュレーター
オロン・カッツは、西オーストラリア大学(UWA)人間科学部「SymbioticA: The Centre of Excellence in Biological Arts」の共同創設者兼ディレクターであり、英国王立芸術大学(Royal College for the Arts UK)でコンテスタブル・デザインの教授を務めた。Ionat Zurrと共にTissue Culture & Art ...
ホスト
レオナルド・バルトロメウス
キュレーター
ジャカルタ芸術大学卒業。2012年にruangrupa(後にGudskul Ekosistem)に参加。近年はオープン・エデュケーションとコラボレーション・プロジェクトに焦点を当てた活動を展開し、海外でのインディペンデント・リサーチやプロジェクトも行っている。
伊藤隆之
R&Dディレクター
1978年生まれ。東京都出身。2022年まで山口情報芸術センター[YCAM]でR&Dディレクターとして研究開発プロジェクト全般のディレクションを担当。音響デザインから、システム設計、ソフトウェア開発、バイオテクノロジーと分野を限定せずに、作品制作を始めとした数多くのプロジェクトに関わってきた。現在はシビック・クリエイティブ・ベース・東京[CCBT]勤務。
高原文江
照明デザイナー
1981年生まれ。京都府出身。京都市立銅駝美術工芸高等学校にて日本画を学んだ後、京都造形芸術大学芸術学部映像・舞台芸術学科に入学。在学中は舞台制作を学ぶ傍ら、照明デザイナーのもとでコンテンポラリー・ダンスなどの舞台公演の照明デザインに携わる。同学科卒業後は同大学大学院芸術研究科修士課程芸術文化研究専攻に進学し、引き続き舞台制作について学ぶ。 大学院修了後は、フリーランスの照明デザイナーとして関西 ...
津田和俊
研究者
これからの暮らしかたや生きのびるための智恵に関心があり、特にものの流れや循環に着目しながら、自然環境と人との関係性について考察している。2011年から大阪大学創造工学センター助教として、工学設計や適正技術の教育プログラムの実施や、資源循環やサステナブルデザインに関する研究をおこなっている。2010年から「つくりかたの未来」を考えるファブラボのネットワークに参加し、2013年にその拠点のひとつとして ...
吉﨑和彦
キュレーター
1980年鹿児島県生まれ、東京都出身。高校卒業後は、美術史を専攻していた兄の影響もあり、慶應義塾大学文学部に入学し美術史を学ぶ。在学中の2002年、関心のあった中世の西洋美術を生で見ようとヨーロッパを旅しているときに、ドイツで「ドクメンタ11」を見る。作品を通して世界が直面する問題をひしひしと感じる展覧会に大きな衝撃を受け、以来、現代美術に傾倒する。大学卒業後は渡英し、ロンドン大学ゴールドスミス・ ...
塚原悠也
1979年京都府生まれ大阪府在住。関西学院大学大学院文学部美学専攻修士課程修了。2006年よりパフォーマンス集団コンタクトゴンゾの活動を開始。殴り合いのようにも、ある種のダンスのようにも見える、既存の概念を無視したかのような即興的なパフォーマンス作品を多数制作。またその経験をもとに様々な形態のインスタレーション作品や、雑誌の編集発行、ケータリングなどもチームで行う。2011-2017年度、セゾン文 ...
参加費
- 参加無料
基本情報
開催日時 |
2020年6月28日(日) |
会場 |
|
関連イベント | 1イベント |
参加費 | 参加無料 |