YCAMオープンラボ2020
続・ナマモノのあつかいかた
世界のラボと考える
新型コロナウイルス以降の「ラボの現在と可能性」
今日におけるアートやテクノロジー、研究開発のあり方を捉え直すオンラインのトークイベントです。
現在、世界は新型コロナウイルス感染症の世界的流行に直面しています。日本を例にとっても、感染拡大にともなう医療現場でのリソースの逼迫や、史上初の緊急事態宣言の発令など、過去に類例を見ない規模で生活に影響が出ています。こうした状況に対して、小規模なものづくりを試行できる世界各地の民間のラボの中には、3Dプリンターなどの機材と身近な素材を組み合わせることで、マスクやフェイスシールド、防護服などの必需品を自作する動きが現れているほか、バイオテクノロジーにまつわるノウハウや機材を持つバイオラボには、新型コロナウイルスの簡易的な検査キットを開発する動きも出てきています。
今回のゲストは、昨年の「YCAMオープンラボ2019:ナマモノのあつかいかた」に登壇した、ヨーロッパやアフリカ、アジア、オセアニアの各地域に拠点を置いて活動するバイオラボを持つ組織のメンバーや、バイオテクノロジーの専門家に加え、他地域のラボからもゲストを迎えます。ホストを務めるのは、YCAMインターラボのメンバーと、2019年にYCAMで展覧会を開催したアーティストユニットcontact Gonzo(コンタクト・ゴンゾ)の塚原悠也。会場をオンラインに移し、毎週ひとりずつゲストを迎え、活動拠点の状況や、現時点での取り組みについてのトークセッションをおこないます。
バイオテクノロジーの実践者との交流を通じて、バイオラボの役割や、生命と文化の関わり、そして公共施設のさらなる可能性を描き出します。
参加費
- 参加無料
基本情報
開催日時 |
2020年6月7日(日)〜8月2日(日) |
会場 |
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参加費 | 参加無料 |
プレスリリース |
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クレジット |
主催:山口市、公益財団法人山口市文化振興財団 グラフィック・デザイン、CG:松見拓也 映像、音響、配信:中上淳二※、時里充※ ※……YCAM |