contact Gonzo+YCAMバイオ・リサーチ
wow, see you in the next life. /過去と未来、不確かな情報についての考察
身体はどこから来て、どこへ行くのか
アーティスト集団contact GonzoとYCAMバイオ・リサーチによる新作インスタレーションを発表する展覧会です。
contact Gonzoは、肉体を即興的に激しくぶつけ合うパフォーマンスを中心に身体表現を追求してきたアーティスト集団。国内外の美術館や劇場などで現代美術と舞台美術を横断する作品を発表しています。
本展では「身体はどこから来て、どこへ行くのか」という問いを出発点に、YCAMが近年取り組んでいるバイオテクノロジーの知見を生かし、DNAなどによる遺伝的継承と、物語や伝承などによる文化的継承といったアプローチから、新作インスタレーション作品を制作/発表します。
身体を起点に、過去や未来の世代との経験の継承について思考を巡らせる機会となる本展は、生命の定義が書き換えられつつある現代における「自らの生」を捉え直す新たな視点を提示するでしょう。
「身体性の継承」を遺伝的、文化的側面から捉える新作インスタレーション
本展で発表する、展覧会名と同名の新作は、私たちが生きていく中で獲得した身体性はどのように後世に継承されていくか、その可能性に着目したインスタレーション作品です。
作品制作の過程で実施した、遺伝に関するバイオテクノロジーの最新の研究動向から、山口の民間伝承までを対象としたリサーチをベースに、contact Gonzoのメソッドを組み合わせることで、フィジカルな経験を自身の身体に蓄積できる特殊な装置群を開発。通常は劇場として用いられているYCAMのスタジオAの内部に展開し、体験型インスタレーション作品を構成します。来場者は、これらの装置群を実際に体験しながら、自らの身体を起点に経験の継承について考えを深めていきます。本作を通じて、体験者それぞれが過去や未来の世代とのつながりの中で、自らの生を改めて見つめ直すような契機を生むことを試みます。
本展覧会では以下の時間、会場内に雨が降ります。
- 11:00
- 12:00
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- 17:00
- 18:00
展示作品
- 準備中
wow, see you in the next life. /過去と未来、不確かな情報についての考察
プロフィール
contact Gonzo
アーティスト・ユニット
2006年に垣尾優と塚原悠也により結成。肉体の衝突を起点とする独自の牧歌的崇高論を構築し、即興的なパフォーマンス作品や映像、写真作品の制作、マガジンの編集などを行う。contact Gonzoとは、集団の名称であると同時に彼らが実践する方法論の名称でもあり、その背後には山がある。現在、様々な果物を時速100キロで身体に打ち込む行為や山中の斜面を滑り降りる「山サーフィン」を開発。
YCAMバイオ・リサーチ
研究開発プロジェクト
バイオテクノロジーの応用可能性を、芸術表現や教育、地域など多様な切り口で模索し、提案していくYCAMの研究開発プロジェクト。2015年からバイオテクノロジーを扱うための機材や設備を備えたバイオラボのスペースを館内に立ち上げ、研究開発を開始。
関連イベント
2019年10月12日(土)〜2020年1月19日(日)
- 終了
wow, see you in the next life. /過去と未来、不確かな情報についての考察:関連イベント
館内ツアー
2019年10月12日(土)
- 終了
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オープニング・パフォーマンス
2019年10月14日(月)〜12月8日(日)
- 終了
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ギャラリーツアー
2020年1月19日(日)
- 終了
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クロージング・パフォーマンス
入場料
- 入場無料
基本情報
開催日時 |
2019年10月12日(土)〜2020年1月19日(日) 10:00〜19:00 |
イベント休止日 |
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会場 | |
関連上映 | 1上映プログラム |
関連イベント | 4イベント |
入場料 | 入場無料 |
プレスリリース |
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クレジット |
主催:山口市、公益財団法人山口市文化振興財団 |