トーク3/ナマモノのあつかいかた:関連イベント
ライフパッチ—アート、科学、そしてその先へ
登壇者 ヌル・アクバル・アロファトゥラ
インドネシアを拠点に活動を展開するライフパッチの共同設立者のヌル・アクバル・アロファトゥラによるトークイベントです。「YCAMオープンラボ2019:ナマモノの扱い方」の一環として開催します。
ライフパッチは、アート/科学/テクノロジーの領域で横断的な活動を展開しています。このとき、科学、社会学、民族誌学、歴史学などのさまざまな学問分野にまたがる一般的な学術研究の方法にしたがって、専門家らと作品を制作してきました。このトークイベントでは、ライフパッチの構想と、過去および現在の活動を紹介するとともに、ライフパッチの活動における制作プロセスについて紹介します。
ライフパッチーアート、科学、テクノロジーの領域で活動する市民団体
アート、科学、テクノロジーの領域で横断的な活動を行う組織。インドネシア・ジョグジャカルタを拠点に2012年の結成以来、地域社会におけるテクノロジー、天然資源、人的資源の調査・研究・開発に取り組んでいる。同時に、ジャカルタ・ビエンナーレ、ジョグジャカルタ・ビエンナーレをはじめとするアートフェスティバルにおいてインスタレーション作品を多数発表。とりわけ地域と協働する活動においては、多様性の実現と、クリエイティビティの活性化を図るため、その環境づくりを重点的に行っている。また、DIY (Do-It-Yourself )とDIWO (Do-It-With-Others)の精神に則り、創作活動の過程から新しい仕組みやシンプルな方法論を生み出したり、コラボレーションを通じて相互作用を誘発したりすることを目指す。さらにこうした活動と開発結果等を一般公開することにも注力しており、設立当初はインターネット上での活動を中心としていた。現在では、様々な人々やコミュニティとの協働や開発内容の共有を図るため、スタジオを拠点に地域社会及び国際的なコラボレーションを積極的に展開している。発酵技術やプログラミング等を技術を多用したワークショップを多数開発。スタジオでの自主企画のほか、ハックテリア・ネットワークと協働し、2014年にはオープンソースを活用したアートプロジェクト「ハックテリアラボ」を開催。
プロフィール
登壇者
ヌル・アクバル・アロファトゥラ
非アーティスト/研究者
非アーティスト、科学者で、ライフパッチの共同設立者。茨城大学農学部附属国際フィールド農学センターに農業バイオテクノロジー分野の研究者として所属。趣味は、捨てられた電子機器を集めて、修理し、再び使えるようにすること。現在、茨城県稲敷郡阿見町に在住し、DIYで取り組む生物学と、汎用・低コストな実験装置の開発を行う。最近では、輸送中のキュウリを観察するための低コストの環境モニタリング装置や低コストの発酵 ...
参加費
- 参加無料 要申込
基本情報
開催日時 |
2019年11月16日(土) |
会場 | |
関連イベント | 1イベント |
参加費 | 参加無料 要申込 |