トーク2/ナマモノのあつかいかた:関連イベント
生命に関する芸術的調査
登壇者 サンドラ・サジョヴィッチ
スロヴェニアのカペリツァ・ギャラリーでキュレーターを務めるサンドラ・サジョヴィッチによるトークイベントです。「YCAMオープンラボ2019:ナマモノの扱い方」の一環として開催します。
カペリツァ・ギャラリーはテクノロジーを用いた最先端の芸術作品の調査、制作、展示をおこなうためのアートスペースとして創設されました。近年では、生物と人間や機械との混交の可能性を探求する作品に焦点を当てています。この過程で、学際的なコラボレーションが必要となったため、BioTehnaとVivariumと呼ばれるラボと、Rampaと呼ばれるハッカースペースを新たに開設しました。このトークイベントでは、ギャラリーとラボが相互につながり、アーティストと科学者の間でアイデア、知識、技術の交換がなされることで生み出される様々なプログラムを紹介します。
カペリツァ・ギャラリー
カペリツァ・ギャラリーは、スロベニアのリュブリャナに1995年に開設されたアートスペース。主に同時代の現象に取り組む現代の芸術表現に焦点を当てている。インスタレーションやパフォーマンス、サウンド、レクチャーから構成されるプログラムを通じて、科学的見地に基づく作品制作とテクノロジーの応用、生政治、自然と都市環境における現象などを扱っている。
カペリツァ・ギャラリーは、ウェットラボの「BioTehna」とハッカースペースの「Rampa」という2つのラボと連携してプログラムを実施している。この3つのスペースはケルニスコヴァ・インスティテュートによって運営されている。ケルニスコヴァ・インスティテュートは、作品制作のための非営利のプラットフォームとして、現代の芸術表現の奨励や展示を行い、新たな学びの方法を開拓している。さらに、最高水準のアートプロジェクトを生み出す領域横断のの場となること、そしてこの世界に関する既成概念の再考を迫る、アーティストや研究者、テクノフリーク、そして、若者や一般の観客が出会う実験的な環境を提供することを目指している。
プロフィール
登壇者
サンドラ・サジョヴィッチ
キュレーター
リュブリャナ大学芸術学部美術史学科卒業。ケルニスコヴァ・インスティテュート内のカペリツァ・ギャラリーでキュレーターおよびプロデューサーを務める。ギャラリーに隣接する、生体系に関するアーティスティック・リサーチのためのプラットフォームであるBioTehnaのプログラム開発に携わっているほか、複数の国際的なプロジェクトのコーディネーターや、ケルニスコヴァ・インスティテュートの戦略的開発チームのメンバー ...
参加費
- 参加無料 要申込
基本情報
開催日時 |
2019年11月16日(土) |
会場 | |
関連イベント | 1イベント |
参加費 | 参加無料 要申込 |