YCAMオープンラボ2019
ナマモノのあつかいかた
世界の文化機関と考える「ラボの現在と可能性」
トークイベントを軸に、展示やライブコンサート、ワークショップなどを通じて、YCAMの研究開発活動を体験できる複合型のイベントです。
今回のタイトルにある「ナマモノ」とは、文字通り「生物」を指しています。生物に関わるバイオテクノロジーは近年、食や医療、エネルギーなどの分野で応用が進み、私たちの生活にますます身近なものになってきました。一方で急速な技術革新から、倫理や安全性などに関する議論は絶えません。そうした状況を受け、YCAMでも2015年にバイオラボを設置し、芸術表現や教育への応用を模索しています。「ナマモノ」には、技術の応用と議論が現在進行形で進む状況、そしてYCAMが取り組む芸術表現の状況そのものも示唆しています。
今回のゲストは、スロベニア、ガーナ、インドネシア、日本でバイオラボを持つ組織のメンバーや、バイオテクノロジーの専門家です。スロベニアからは「カペリツァ・ギャラリー」のサンドラ・サジョヴィッチ。ガーナからは「ハイブ・バイオラボ」のハリー・アクリゴ。インドネシアからは「ライフパッチ」のヌル・アクバル・アロファトゥラ。日本からは、フリーランスの研究者としてバイオテクノロジーの民主化の研究をおこなう片野晃輔が参加。プレゼンテーションをおこないます。また、同時開催するcontact GonzoとYCAMバイオ・リサーチによる展覧会「wow, see you in the next life./過去と未来、不確かな情報についての考察」のツアーを開催するほか、最終日には上記のゲストによるディスカッションも開催します。
様々な領域の問題が交錯するバイオテクノロジーの実践者との交流を通じて、バイオラボの役割や、テクノロジーと創造性の関係性の現在、そして公共施設のさらなる可能性を描き出します。
タイムテーブル
11月16日
ナマモノのあつかいかた:関連イベント
contact Gonzoによる展覧会ツアー
11月17日
ナマモノのあつかいかた:関連イベント
contact Gonzoによる展覧会ツアー
屋台
このイベントでは会場内で飲食物の販売を行います。
11月16日
- 西田珈琲
- 八十八(日本茶)
- TOYTOY(ゲノム弁当)
11月17日
- 原口珈琲
- TOYTOY(ゲノム弁当)
参加費
- 参加無料 要申込
基本情報
開催日時 |
2019年11月16日(土)、17日(日) |
会場 | |
参加費 | 参加無料 要申込 |
プレスリリース |
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クレジット |
主催:山口市、公益財団法人山口市文化振興財団 |