グッドセンスを育むエデュケーション
登壇者 ポール・ダンステップ、チェ・テユン、今野恵菜、城一裕、山岡大地
「今、目指す学びのかたち」をテーマにしたトークセッションです。「YCAMオープンラボ2018:グッドセンスなラボ」の一環として開催します。
教育に関するさまざまな挑戦を続けるラボとして、エクスプロラトリウムからエキシビション・デベロッパーのポール・ダンステップ、School for Poetic Computation(SFPC)からチェ・テユンを招き、議論をおこないます。
エクスプロラトリウム
サンフランシスコにある、「科学・アート・人間の知覚」を通じて、来館者が世界を知ることのできるミュージアム。探求型体験を生み出すことで、ワールドワイドな学びを創出することを目的としている。その「展示内容、多方面への影響力、洗練された教員トレーニングプログラム」が評価され、ニューヨーク・タイムズ紙に20世紀半ば以降で最も重要なサイエンス・ミュージアムと紹介されたこともある。「マッド・サイエンティストのゲームセンター、科学者のビックリハウス、あらゆる実験ラボが一つに集まった場所」とも言われ、参加型の展示および 意図的にインフォーマルな学習を提供する様は、世界における参加型ミュージアムの原型だと評されている。
School for Poetic Computation(SFPC)
2013年に設立されたアーティストランの学校。少人数の学生と教員が密接に、コーディング、デザイン、ハードウェア、理論が交差する領域におけるアートを探求している。学校、アーティスト・イン・レジデンス、リサーチグループの要素が混在する、ハイブリッドな存在。モットーは「more poetry, less demo(技術的ではなく、より詩的に)」。テクノロジーのみに特化したプログラム以上のものを目指し、学生・教員・アーティストが、少人数のグループでコンピューターの詩的な運用について模索する場を提供している。テクノロジーが批判的思考や美学的探求に用いられるのに対し、「コンピューターの運用」は詩的で、ロジックが電力(ハードウェア)と、数学が言語(ソフトウェア)と、分析思考が創造的な実験と出会う場所だと考える。SFPCは、自ら何かを学びたいと思う人々が、新たな可能性を探るためのプログラムであり、思想家がより大きな夢を実現するためのコミュニティーでもある。
参加費
- 参加無料 要申込
基本情報
開催日時 |
2018年10月8日(月) |
会場 | |
関連イベント | 1イベント |
参加費 | 参加無料 要申込 |
定員 | 150 人 |