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小原真史レクチャー
人類館と博覧会
キュレーター小原真史によるレクチャーです。展覧会「呼吸する地図たち」の一環として開催します。
1877年(明治10年)より、欧米の先端技術を紹介し、国内の殖産興業を推進することを目的として開かれた内国勧業博覧会。1903年に大阪で開かれた第五回内国博は、台湾の日本への編入を背景として植民地パビリオンが作られるなど、日本が帝国としての威容を国内外に示す重要な契機となりました。その中で、日本初の「人間の展示」が行われた人類館と新たに発見された写真を中心に近代日本の自己像と他者像について考察します。
プロフィール
小原真史
キュレーター
1978年生まれ。監督作品に「カメラになった男ー写真家中平卓馬」がある。2005年に「中平卓馬試論」で第10回重森弘淹写真評論賞、2016年に日本写真協会賞学芸賞を受賞。IZU PHOTO MUSEUM研究員として「荒木経惟写真集展 アラーキー」、「宮崎学 自然の鉛筆」展、「増山たづ子 すべて写真になる日まで」展、「小島一郎ー北へ、北から」展などを担当。単著に『富士幻景ー近代日本と富士 ...
参加費
- 参加無料 要申込
基本情報
開催日時 |
2018年12月22日(土) |
会場 | |
関連イベント | 1イベント |
参加費 | 参加無料 要申込 |
定員 | 50 人 |