エキソニモ+YCAM共同企画展
メディアアートの輪廻転生
参加アーティスト 岩井俊雄、エキソニモ、江渡浩一郎、高嶺格、徳井直生、八谷和彦、藤幡正樹、ラファエル・ロサノ=ヘメル、ナムジュン・パイク
「作品の死」から考える、文化継承の新たなかたち
アーティストと思考するメディアアートのこれから
ニューヨークを拠点に活躍するアートユニットのエキソニモを共同キュレーターに迎えて開催する展覧会です。
山口情報芸術センター[YCAM]が開館して15年。これまで数々の国内外のアーティストとともに、メディアテクノロジーを駆使した作品を制作・発表してきました。
メディアアートはコンピュータや映像・音響機材などを使用していることが多く、故障や技術環境の変化によって動かせなくなるなど、作品を未来に残す上で多くの困難を抱えています。現在、世界中の美術館や研究機関でさまざまな保存修復の取り組みがなされていますが、今回、つくり手であるアーティストたちの声に焦点を当てます。これまでYCAMの事業に関わったことのある100名を超えるアーティストに実施したアンケートを元に、従来の作品保存とは異なる視点で、作品の「死」について考え、さらに「転生」させて未来に伝える可能性を模索します。
本展では、アートユニット「エキソニモ」を共同キュレーターとして迎え、巨大な「メディアアートの墓」をつくり、その中に複数のアーティストたちが「死」を迎えた作品を展示します。展覧会を通して、作品の寿命や未来について思いを馳せ、芸術表現をはじめとする「文化」を創造的に継承する新たなかたちを考える機会を創出します。
展覧会の構成
メディアアートの墓
展覧会場中央には、直径10メートル、高さ3.5メー トルの古墳のような形をした山型の「メディアアー トの墓」が設置されています。この内部にはアーティスト自身が「死」 を迎えたと考える作品の「亡骸」を展示ケースに納め、展示しています。この墓には、8名のアーティストが過去に制作した作品とナムジュン・パイクに関連する資料が納められています。観客は、受付で渡されるオーディオビジュアル・ガイドの音声に従いながら、作品の亡骸と向かい合います。
作品の寿命や未来に関するアンケート
これまで YCAM のプロジェクトに関わったことのある100名以上のアーティストを 対象に、作品の寿命やその「死」の定義、そして未来の姿についてアンケートを実施しました。そのう ち 41 名のアーティストから回答があり、寄せられ た回答から印象的な言葉を抜粋し、会場の天井から吊るしたバナーやガラス面に展示。アーティストたちの作品に対する多様な考え方が浮かび上がっ てきます。
アーティストのインタビュー映像
参加アーティストのエキソニモ、岩井俊雄、高嶺格、 八谷和彦、藤幡正樹に加え、大友良英や森脇裕之など計7組のアーティストに、インタビューを実施しました。個々のアーティストが持つ作品の死や寿命、また作品の未来に関して自作に触れながら語っています。
メディアアートの墓
- 準備中
《ビデオ・シャンデリア No.1》の資料
- 準備中
《アモーダル・サスペンションー飛びかう光のメッセージ》の資料
- 準備中
《WebHopper》の資料
- 準備中
《サウンドファンタジー》の資料
- 準備中
《YMOテクノバッチ》の資料
- 準備中
《9の1》《Mosquite》《10 seconds ago》の資料
- 準備中
《ひかりのからだ》の資料
- 準備中
《タイトル不明(作家失念のため)》の資料
- 準備中
《ゴット・イズ・デット》の資料
関連イベント
2018年7月22日(日)
- 終了
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- 終了
梅田哲也パフォーマンス/メディアアートの輪廻転生:関連イベント
メディアアートの亡霊
入場料
- 入場無料
基本情報
特設ウェブサイト | https://rema.ycam.jp/ |
開催日時 |
2018年7月21日(土)〜10月28日(日) 10:00〜18:00 |
イベント休止日 |
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会場 | |
関連イベント | 5イベント |
入場料 | 入場無料 |
プレスリリース |
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クレジット |
主催:山口市、公益財団法人山口市文化振興財団 |