スポーツ・テック・ワークショップ
講師 西翼、三浦陽平、中上淳二
コンピューターやセンサーなどを組み込んだスポーツツールを開発するためのワークショップです。新しいスポーツ の楽しみ方をメディアテクノロジーを軸に切り開いていく研究開発プロジェクト「YCAMスポーツ・リサーチ・プロジェクト」の一環として実施します。
ワークショップの流れ
1回目(会場:多目的室)
これまでYCAMが開発してきたオリジナルツールを紹介しながら、11月に開催される「YCAMスポーツハッカソン2017」までの一連のワークショップの内容、YCAMスポーツリサーチプロジェクトについて説明を行います。また、今後使用する参加者それぞれのコンピュータにデジタルスポーツツール開発用の環境をインストールし、これからのワークショップの準備を行います。
2回目(会場:コミュニティスペース)
スマートフォンに搭載された各種センサーの値をコンピュータで処理し、スマートフォンの動きと連動して表示する数字を変化させるプログラミングの手法を身につけ、実際にソフトウェアを使いながら、参加者が自らの手でツールの改変をおこなう方法を学ぶことができます。
3回目(会場:スタジオB)
それぞれに作成したデジタルスポーツツールをボールやボードに埋め込み、広い場所で体を動かしながら、改善すべき点などを確認します。「YCAMスポーツハッカソン」、「未来の山口の運動会」で使用されることを想定し、それぞれの機能がユーザーにとって分かりやすく設計されているか、ツールにより引き出される身体運動がどのようになるか、実際に身体を動かしながらツールの改変を行います。
プロフィール
講師
西翼
キュレーター
1983年生まれ。和歌山県出身。自由の森学園高等学校を卒業後、自立の方法を探るべく、北関東で農村リーダーを育成するNGOでボランティア活動に身を投じる。一次産業に密着した生活をおこなう中で徐々に芸術文化への関心が高まり、経済的自立も兼ねて西日本の過疎地域で展開するアート活動へ身を転じる。その後、ヨーロッパとアフリカでの放浪を経て、ドイツ・ベルリンに滞在。当地のラーメン屋でアルバイトをしながら、現代 ...
三浦陽平
サーバー・ネットワーク・エンジニア
1982年生まれ。山口県出身。徳山高等学校卒業後、東京工科大学工学部情報通信学科に入学。在学中はコンピューター・エンジニアリングの基礎から応用まで幅広く学ぶ。大学卒業後は、東京のIT企業にシステム・エンジニア(SE)として勤務。自治体の基幹システムの開発などメインフレーム系の案件を手がけた後、2006年から山口県内の関連企業に出向。引き続きSEとして、半導体製造装置のソフトウェアの開発などに従事す ...
中上淳二
音響エンジニア
1977年生まれ。山口県出身。西京高等学校卒業後、名古屋外国語大学外国語学部英米語学科に入学。在学中は英米文学を学ぶ傍ら、ミュージシャンを目指して音楽活動に没頭。大学卒業後は、新設の名古屋学芸大学メディア造形学部映像メディア学科の助手として、メディア・アートに関する教育活動に従事。その後は名古屋学芸大学と大同大学で非常勤講師を務める。2012年、情報科学芸術大学院大学(IAMAS)修士課程に入学。 ...
参加費
- 参加無料
基本情報
開催日時 |
2017年8月26日(土)〜10月7日(土) ※3日間通し |
会場 | |
参加費 | 参加無料 |
参加対象/対象年齢 |
大学生以上(YCAMスポーツハッカソン2017までの一連のワークショップに参加できる方) |
定員 | 10 人 |
備考 |
持ち物
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クレジット |
主催:山口市、公益財団法人山口市文化振興財団 |