もしも、森のいきものになったら
マシュマロ・レーザー・フィースト
「森のいきもの」の眼を通して世界を体感する―
話題のVR作品が日本初公開!
ロンドンを拠点に活躍するクリエティブ・スタジオ「マシュマロ・レーザー・フィースト(MLF)」によるバーチャル・リアリティ作品です。YCAMを飛び出し、山口市仁保の犬鳴の滝を会場に実施します。
2015年の発表以来、世界各地で実施された本作は、サンダンス映画祭のNew Frontier Art部門に選出されるなど国際的に高い評価を得ています。今回が待望の日本国内での初公開となります。
鑑賞者は、会場となる森のなかで、ヘッドマウントディスプレイを装着し、映像や音響に身をゆだねながら、人間とは違う視覚を持った森の生きものたち―トンボ、ユスリカ、フクロウ、カエル―になって、仮想空間上の森を移動していきます。
森のモチーフになっているのは、英国の湖水地方に実在する「グリスデールの森」。作者のMLFはこの森を、ドローンやレーザースキャナー、CTスキャンなどのテクノロジーを使って撮影し、その景色をバーチャル空間上に再構成しています。鑑賞者が装着するヘッドマウントディスプレイには、耳全体を包み込むようなサラウンドシステムと、身体に響く音声バイブレーションが搭載されており、それによりこのバーチャルな森の臨場感は圧倒的なものになります。さらに野外での体験によって、会場周辺の植物や土の匂いや風の肌触りが作品に組み合わされ、さらに増幅された体験を楽しめることでしょう。
同時開催イベント:ワークショプ「森のDNA 」
野外ツアーでは、会場となる山口の森を深く知るワークショップも開催します。山口県立山口博物館動物担当理学博士田中浩さん、バイオテクノロジーのさらなる可能性を探るYCAMの研究開発プロジェクト「YCAM バイオ・リサーチ」のメンバーとともに、 森の生きものを採取したり、顕微鏡で観察したり、DNA解析をおこなうなど、自分の手を使って森の豊かさを実感していきます。
上演作品
プロフィール
マシュマロ・レーザー・フィースト
クリエイティブ・スタジ オ
ロンドンに拠点をおくクリエイティブ・スタジオ。常に予想を超える没入体験を作り出すことで、世界中の観客を魅了してきた。その作品は、動くインスタレーション、映像、ライブパフォーマンス、そしてバーチャル・リアリティとさまざまなジャンルに及び、アート、コマーシャルの両分野で高い支持を得ている。近作に、フォルク スワーゲンCM「The Invisible made Visible」、 ...
参加費
料金
- 一般
- 2,500円
- any会員
- 2,000円
- 25歳以下
- 2,000円
- 特別割引
- 2,000円
基本情報
開催日時 |
2016年10月9日(日)、10日(月) |
会場 |
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集合場所 | |
関連イベント | 3イベント |
参加費 | 有料 要申込 |
参加対象/対象年齢 |
13歳以上 |
定員 | 16 人 |
申込受付期間 | 2016年8月6日(土)〜 |
備考 |
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プレスリリース |
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クレジット |
主催:公益財団法人山口市文化振興財団 |