ライブ上映:牧野貴+ジム・オルーク
映像作家・牧野貴が手がけた2つの映像作品を上映したのち、牧野と音楽家ジム・オルークによるライブパフォーマンス「Space Noise」をおこないます。「Space Noise」は、ヴィデオプロジェクターと16ミリ映写機、スモークマシンを使用して行われる「ライブ上映」パフォーマンスです。不規則に変化し続けるフィルムループから溢れる光は増幅を続け、スクリーン上でヴィデオイメージと衝突し常に新しい映像を創造し続けます。また、スモークマシンを使用する事により、空間全てが虹色の光線に満たされる事になります。そこに作家本人が生演奏で音楽をつける事により、その場でしか発生し得ない映画体験を創造し、追求します。
上映作品
still in cosmos
2009年/17分
音楽:ジム・オルーク
Generator
2011年/19分
音楽:ジム・オルーク
Space Noise
約40分
プロフィール
出演者
牧野貴
映画作家
2001年日大芸術学部映画学科撮影・現像コース卒業後、単独で渡英、ブラザーズ・クエイに師事。主に映画音楽と撮影、照明について学ぶ。その後舞台照明作家として全国を旅し、東京芸術劇場、全国のメルパルクホール等で照明を担当。2005年より単独上映会を開始。フィルム、ヴィデオを駆使した、実験的要素の極めて高い、濃密な抽象性を持ちながらも、鑑賞者に物語を感じさせる有機的な映画を制作している。また、ジム・オル ...
ジム・オルーク
音楽家
1969年生まれ。ポップスからノイズミュージックまで幅広く活動し、「ガスター・デル・ソル」「ソニック・ユース」といったバンドにも在籍。主なソロ作品は『ユリイカ』、『アンシグニフィカンス』など。また、映画においてもリチャード・リンクレイター監督『スクール・オブ・ロック』といった作品の映画音楽を手掛けるほか、00年には青山真治監督作品『EUREKA』に同タイトルの楽曲を提供している。
基本情報
開催日時 |
2013年8月23日(金) |