坂本龍一+YCAMインターラボ新作インスタレーション展
Forest Symphony
YCAM10周年記念祭のアーティスティック・ディレクターを務める坂本龍一とYCAMインターラボのコラボレーションによる新作インスタレーション+ウェブコンテンツです。
坂本は以前から森林や樹木に対して高い関心を寄せており、音楽活動と並行して森林保全活動も展開してきました。そして、東日本大震災以降、その関心を芸術表現へと昇華させるべく構想したプロジェクトが、樹木の内部を流れる微弱な生体電位をもとに作曲を試みる「Forest Symphony」です。
今回、このプロジェクトにYCAM InterLabが参画し、技術開発を推し進めることで、新たにサウンドインスタレーションとウェブコンテンツを制作/発表するほか、樹木の生体電位を取得するオリジナルのデバイスをオープンソースハードウェアとして公開します。
樹木や森林の息吹を聴覚を始めとする全身の感覚で感じる本作は、10周年記念祭のテーマである〈アート〉〈環境〉〈ライフ〉を体現する象徴的な作品となるでしょう。
センサーデバイス設置場所
- 山口市中央公園(山口市)
- 出雲神社(山口市)
- 熊野神社(山口市)
- 諸塚村(宮崎県)
- 札幌メディア・アーツ・ラボ(北海道)
- MITメディアラボ(ボストン/アメリカ)
- SymbioticA(パース/オーストラリア)
- アコシュ・マローイ(ブタペスト/ハンガリー)
- Design Terminal(ブタペスト/ハンガリー)
展示作品
プロフィール
坂本龍一
音楽家
1952年生まれ。1990年よりニューヨーク在住。78年にアルバム『千のナイフ』でデビュー、同年YMOに参加。YMO散開後、数々の映画音楽を手がけ、作曲家としてアカデミー賞を受賞するなど世界的な評価を得ながら常に革新的なサウンドを追求している。99年に制作したオペラ「LIFE」以降は、環境・平和・社会問題に言及することも多く、2001年に発生した同時多発テロをきっかけに、論考集「非戦」を監修。また ...
YCAMインターラボ
YCAMインターラボ(InterLab)は、YCAMの内部に設置された研究開発チームです。 キュレーター、エデュケーター、エンジニア、デザイナーなど、多彩なスキルを持つ20名程の常駐スタッフにより構成され、市民やアーティスト、研究者、外部のエンジニアたちとともに、コンセプトづくりから作品制作、ワークショップの開発まで、YCAMのさまざまな事業を主導しています。
入場料
- 入場無料
基本情報
開催日時 |
2013年7月26日(金)〜10月31日(木) 10:00〜19:00 |
イベント休止日 |
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会場 | |
関連イベント | 1イベント |
入場料 | 入場無料 |
プレスリリース |
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クレジット |
主催:山口市、公益財団法人山口市文化振興財団 |