渋谷慶一郎+岡田利規 新作オペラ公演
THE END
現在可能な最も先鋭的なオペラ
ボーカロイドによるオペラは可能か?
音楽家/アーティストの渋谷慶一郎と、演出家/劇作家/小説家の岡田利規による新作オペラを発表する公演です。
渋谷慶一郎と岡田利規。ともに1973年生まれという世代を共有する彼らが、初のコラボレーション作として、「終わり」をテーマにしたオペラ作品を制作します。主演はボーカロイド・初音ミク。悲劇的ストーリーやアリア、レチタティーボといった従来のオペラが持っていた形式はそのままに、人間の歌手もオーケストラも登場しないボーカロイド・オペラという初の試みです。ステージの四面を覆うマルチ画面映像と照明、マルチチャンネル音響を駆使した、YCAMのプロデュース/滞在制作による最新作。オペラが結びつけられてきたヨーロッパ的人間中心主義と、生と死/パブリックとプライベート/部分と全体/線と層といった対立項の解体が試みられ、終わりとはなにか?死とはなにか?が問いかけられます。
自らの運命を予感したミクが、自分の劣化コピーや他のキャラクターとの対話を通じて終わりを探す旅が始まります。無限の谷へ繋がる部屋で展開する悲劇のバリエーション。ミクは果たして死ぬのか?
上演作品
- 準備中
THE END
プロフィール
渋谷慶一郎
音楽家
1973年生まれ。東京芸術大学音楽学部作曲科卒業。2002年にATAK設立。音楽レーベルとして国内外の先鋭的な電子音響作品をCDリリースするだけではなく、デザイン、ネットワークテクノロジー、映像など多様なクリエーターを擁し、精力的な活動を展開。04年にリリースした自身初のソロアルバム『ATAK000 keiichiro shibuya』は音色とリズムにフォーカスした徹底的に緻密な構成と豊穣なサウン ...
岡田利規
演劇作家/小説家
1973年横浜生まれ。より遠くに行ける可能性のある作品を生み出すため、ある方法論を持ちつつも、その方法論のそれ以上「引き寄せないように、それをいつまでも掴んでいないように、すぐ手放すように」心がけるという、それ自体が不思議な方法論で演劇作業を実践する。2005年「三月の5日間」で第49回岸田戯曲賞を受賞。同年7月「クーラー」で「TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD 20005-次代を ...
申込み・チケット情報
料金
前売り 全席指定
- 一般
- 3,000円
- any会員
- 2,500円
- 25歳以下
- 2,300円
- 特別割引
- 2,500円
当日 全席指定
- 一律
- 3,500円
備考
チケットの購入方法についてはこちらをご覧ください
特別割引は、シニア(65歳以上)と障がい者および同行の介護者が対象となります。
基本情報
開催日時 |
2012年12月1日(土)〜3日(月) |
会場 | |
関連イベント | 2イベント |
申込み・チケット情報 | 有料 要チケット購入 |
プレスリリース |
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クレジット |
主催:公益財団法人山口市文化振興財団 |