山下残新作パフォーマンス公演
庭みたいなもの
気鋭の振付家、山下残による 〈ダンス〉の冒険
振付家・山下残による新作パフォーマンスを発表する公演です。
山下残は、2002年以降、独自の構造と方法論をもったダンス作品を発表し続け、近年は、アジアを中心に海外でも注目を集めています。山下の新作となる本作は、優れたアーティストによる作品創作と、パフォーミングアーツの実験的な作品を観賞する機会を提供しようと、国内の2つの劇場とYCAMが連携し、共同プロデュースをすることによって実現しました。美術家カミイケタクヤによる壮大な舞台美術とともに、パフォーマーと様々なモノが、次々と登場する本作には、コミュニケーションにおける言葉と身体の衝動がユーモラスに描き出されます。「身体と言葉」に着目した独自の方法論による作品を発表し続ける振付家、山下残による最新作を通じ、パフォーミングアーツにおける言葉の存在や、コミュニケーションの観察に迫る、〈ダンス〉の魅力を、お楽しみください。
作品について
本作では、パフォーマーと、様々なモノが、たくさんの組み合わせで次々と登場します。モノに対峙したときの発見や想像力を、相手に伝達しようとするパフォーマー。そのやり取りからは、言葉の意味や文脈が次第に抜け落ちていき、コミュニケーションの骨格のみが露呈していきます。
モノを媒介に送受信される電波のようなやり取りと、伝えることへの衝動を〈ダンス〉と捉える本作は、振付の方法論を確立させる過程、そこから導かれるパフォーマーのやり取りを舞台上に開示する実験的な作品といえるでしょう。舞台で次々と展開するパフォーマー同士のやり取りを前に、観客は、言葉と身体がもつ発信・受信への衝動と、そのおもしろさ、コミュニケーションを成立させるために人と人との間に生まれる不思議な感覚を発見していきます。
上演作品
プロフィール
山下残
振付家/演出家
1970年生まれ。1990年代より振付家・演出家として実験的で野心的な舞台作品の発表を続ける。 2002年には、来場者に100ページの本を配り、観客がページをめくりながら本と舞台を交互に見る「そこに書いてある」を発表。2004年には、 スクリーンに映写される呼吸の記号と俳句のテキストを身体とあわせて見る「せきをしてもひとり」で、京都芸術センター舞台芸術賞受賞。このほか、ダンサーの動きを言葉にして声 ...
申込み・チケット情報
チケット発売日
- 一般発売
- 2011年11月12日(土)
チケットコード
- セブンコード(セブンチケット)
- 013-874
料金
前売り
- 一般
- 2,500円
- any会員
- 2,000円
- 25歳以下
- 1,800円
- 特別割引
- 2,000円
当日
- 一律
- 3,000円
備考
チケットの購入方法についてはこちらをご覧ください
特別割引は、シニア(65歳以上)と障がい者および同行の介護者が対象となります。
基本情報
開催日時 |
2012年1月28日(土)、29日(日) |
会場 | |
関連イベント | 1イベント |
申込み・チケット情報 | 有料 要チケット購入 |
チケット発売日 |
一般発売 2011年11月12日(土) |
プレスリリース |
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クレジット |
主催:公益財団法人山口市文化振興財団 |