sound tectonics #10

電子音響を中心に国内外のアーティストによる最先端のサウンドアートを紹介する、ライブコンサートシリーズ「sound tectonics（サウンド・テクトニクス）」の第10弾です。今回は、黒川良一、evala、蓮沼執太チームの3組のアーティストによるライブコンサートを開催します。

黒川良一は、YCAMにて展示中のインスタレーション作品「rheo: 5 horizons」の原点となったパフォーマンス作品「Rheo」（2009年初演）を日本初公開。高精度の3面プロジェクションを駆使し、サウンドと映像が完全同期したミニマルかつ濃密な世界観を生み出します。
evalaはオリジナルの8.4チャンネル立体音響パフォーマンスを披露、「音響クラスター」ともいえる音の繊細な動きや混成を生み出していきます。気鋭の音楽家・蓮沼執太率いるヴォーカルを含めた5人のメンバーからなる蓮沼執太チームは、会場内の様々な場所に各バンドメンバーを空間内の様々な場所に配した上で、実験的なアンサンブルを披露します。

3組のアーティストの個性を極めた音響表現、電子音響の可能性を開示する実験的かつハイクオリティなライブコンサートにご期待ください。