新作映像発表会

ダンサー／振付家の白井剛による新作ビデオダンス作品を発表する上映イベントです。

YCAMが白井と共同で実施しているビデオダンス制作プロジェクト「Choreography filmed: 5days of movement」。作品という概念がより広範な概念へと移行しつつある今日における映像制作、そして視聴体験の可能性を、ひとつのビデオダンスを起点に積極的に模索していくプロジェクトです。今回のイベントは、このプロジェクトの成果物であるビデオダンス作品の完成を記念して開催します。
イベントは2部構成となっており、第1部は映像作家／演出家の飯名尚人を招き、映像と「ダンス」をめぐる技術、環境と表現の変遷を、映像作品、プロジェクトを紹介しながら辿っていくレクチャーでえす。続く第2部は、映像理論／表象文化論を研究する立命館大学教授の北野圭介を招いて、白井剛とともに作品の制作プロセスを振り返り、情報化社会における映像の受容、ネットワーク時代における身体のイメージなど、映像を視聴する環境や身体性、今日におけるダンスを見る体験について考察するトークセッションをおこないます。