scopic measure #10/Phantom Exhibition~背骨のためのマテリアル:関連イベント
Pascal pass scale
高嶋晋一
アートの地平を切り開く挑戦的なプロジェクトや、今後が期待される若手アーティストのインスタレーションなどを紹介する展示シリーズ「scopic measure(スコピック・メジャー)」の第10弾です。「インターイメージとしての身体」の一環として開催される今回は、アーティストの高嶋晋一のインスタレーション作品を発表します。
インターイメージとしての身体
展覧会「Phantom Exhibition~背骨のためのマテリアル」の開催に合わせて、YCAMが取り組む身体表現とメディアテクノロジーについての取り組みをさらに探求するため、新鋭2組のアーティストの作品を紹介します。
メディアテクノロジーを介して新たに発見され、積極的に表現される「自己の身体」と「イメージとしての身体」。重なり合うこれら2つの身体性=「インターイメージとしての身体」に注目しながら、今日的なメディアテクノロジーと身体の関係性や可能性について考えます。
展示作品について
高嶋晋一「Pascal pass scale」
身体と映像をめぐる思考をテーマに、旧作と新作を2つの展示ブースで対称となるように展示しています。
非常に身近でありながら、直接的には知覚できないものを、私たちはどのように把握するのか。身体や空間を偏りのある扱い方しかできない状況に仮構することで、「世界の実在と自己の感覚、両者のいずれもが前提にならないのだとしたら、私たちはどのように思考を組み立てることができるのか」という問題について考えています。
展示作品
プロフィール
高嶋晋一
アーティスト
1978年東京生まれ。2002年武蔵野美術大学油絵学科卒業。2004年B semi Learning System of Contemporary Art 修了。ビデオによるインスタレーション制作やパフォーマンスを行う。2008年、マエストロ・グワント(四谷アート・ステュディウム最優秀アーティスト賞)大賞受賞。 現在、近畿大学国際人文科学研究所研究員。
入場料
- 入場無料
基本情報
開催日時 |
2009年4月25日(土)〜8月31日(月) 10:00〜20:00 |
イベント休止日 |
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会場 |
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関連イベント | 1イベント |
入場料 | 入場無料 |