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岡島尚志トークイベント
マキノ雅弘が生涯で制作した作品は260本余りにのぼります。その中で断片的なものも含め、現在観ることが出来るのは120本と言われています。こうした貴重な古いフィルムを現在、私達が芸術・文化・歴史的視点から観ることが出来るのは、映画フィルムを貴重な芸術的、メディア的文化遺産として保存し収集していくというアーカイブ活動があるからと言っていいでしょう。そのアーカイブ活動を中心的に担っている東京国立近代美術館フィルムセンターの主幹・岡島尚志氏をゲストに迎え、マキノ作品を含めた日本映画のフィルムアーカイブの現在と展望についてお話をうかがいます。
プロフィール
講師
岡島尚志
東京国立近代美術館フィルムセンター主幹。 1979年から、東京国立近代美術館フィルムセンターの上映・保存・調査・出版・ 国際交流事業、各種イベントの企画・運営に携わる。国際フィルム・アーカイブ連盟(FIAF)の活動にも積極的に関わり、運営委員、副会長を経て、2009年5月、会長に就任。アジア発のFIAF会長の誕生となった。
基本情報
開催日時 |
2009年12月19日(土) |