DANCE×MUSIC! VOL.3

振付家と音楽家の協働による新作パフォーマンスを制作するJCDN（ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク）のプロジェクト「DANCE × MUSIC」の成果を発表する公演です。

今回は2組の振付家と音楽家による2作品をご紹介します。ひとつは舞踏出身の身体性を持ち味に独自の動きを開発し、個の存在を追求する振付家/ダンサーの鈴木ユキオと、現代音楽の幅広いレパートリーを持ちヴァイオリンの音色を究極まで聴かせる辺見康孝による作品。ソロとソロがどこまで戦うか？！ もうひとつは、5人の女性によるカンパニー・yummydanceのパワフルかつ複雑に構成されたダンスと、トウヤマタケオ率いるキーボード、クラリネット、ベース、パーカッションで編成されたトウヤマタケオ楽団の賑やかな音世界が魅せるカンパニーVSカンパニーによる作品。その2組が秋吉台国際芸術村と松山でそれぞれ「合宿」をおこない作品を制作、YCAMで発表します。公演終了後には、出演者によるトークのほか、フォーラム「ダンス作品と音楽の新たな関係を探る」も開催します。