ヤン・ファーブル パフォーマンス公演
死の天使
アーティスト、振付家、戯曲家など幅広い活動で知られるヤン・ファーブルによるパフォーマンス作品を上演する公演です。
四方の巨大スクリーンに投影されたヤン・ファーブルのビデオ・インスタレーションが観客を包み込む会場。そこに映された映像の中のウィリアム・フォーサイスが、舞台中央のクロアチア人ダンサーのイヴァナ・ヨゼクと対話をしながらストーリーを展開していきます。
前衛美術家、演劇人、振付家、戯曲家と多才な活動を続けるヤン・ファーブルが現代美術史に大きな足跡を残したアンディ・ウォーホルをもとにつくりあげたソロ・ダンス作品。コンテンポラリーダンスの最先端を行く振付家ウィリアム・フォーサイスが映像出演し、斬新な舞台が展開していきます。
ストーリー
96年、ヤン・ファーブルが、アンディ・ウォーホルをテーマに書き上げたテキスト「死の天使―男か女、あるいは両性具有者のためのモノローグ」。ウォーホル、フォーサイス、そしてヤン・ファーブル自身の三人の想像上の精神が出会う。ウォーホル、フォーサイスの2人の巨匠アーティストに共通する要素を突き止めたヤン・ファーブルが、二人の内に彼を惹き付けて止まない変容と曖昧な性の美しさ、さらにアートとアーティストという二重の主体を発見した。二重の主体は、一方でアーティストとして有名になりたいと夢み、また他方では無名のまま孤独に創造することを夢みている。フォーサイスを"天使"にみたてたヤン・ファーブルの視点も見逃せない。
上演作品
プロフィール
ヤン・ファーブル
パフォーマンス・アーティスト、演出家、振付家、作家、ビジュアル・アーティスト
1958年ベルギー生まれ。パフォーマンス・アーティスト、演劇やオペラの演出家、振付家、作家、ビジュアル・アーティストとして作品を生み出し続ける、現代における最も革新的かつ多才なアーティストの一人。主な作品に、ヴェネチア・ビエンナーレで発表された「劇的狂気の力」(1984年)、オペラ「タンホイザー」(2004年)など。「主役の男が女である時」(2006年)、「わたしは血」(2006年)の来日公演は、 ...
申込み・チケット情報
チケット発売日
- any会員先行予約
- 2008年12月8日(月)
- 一般発売
- 2008年12月15日(月)
料金
前売り
- 一般
- 2,000円
- any会員
- 1,800円
- 特別割引
- 1,800円
当日
- 一律
- 2,300円
備考
チケットの購入方法についてはこちらをご覧ください
特別割引は、シニア(65歳以上)と障がい者および同行の介護者が対象となります。