アレッシオ・シルヴェストリン映像作品展示/混舞 DANCE MIX:関連イベント
Mikrokosmos+Andante
イタリア出身の振付家/ダンサーのアレッシオ・シルヴェストリンの映像作品を展示する展覧会です。
今回展示する「Mikrokosmos」および「Andante」は、いずれも20世紀前半に活躍したハンガリーの作曲家ベラ・バルトークの音楽をもとに生み出された作品です。ひとつの楽譜からドローイング、ビデオ、パッチワークになど様々に展開するこれらの作品を通じて、ダンス表現を軸にさまざまな領域を横断していく作家の思考プロセスを垣間見ることができるでしょう。
展示作品
Mikrokosmos
ハンガリーの作曲家、ベラ・バルトークのピアノ練習曲「Mikrokosmos」の第一巻の楽譜をもとに、生まれた作品。アレッシオ本人による「扉」のスケッチから、ビデオ作品やパッチワーク作品、ダンス作品(※1)へと展開されました。
ビデオ作品では、ピアノ曲が進むにつれて、扉の形が抽象的で複雑なものへと徐々に変化していきます。パッチワークではその変化する段階を、順を追って見せています。またこれらの映像のいくつかは、ダンス作品(※1)の舞台背景としても使われました。
ここで紹介された作品は、自身が演出・振付・映像・美術を担当したベラ・バルトークの一幕オペラ「青ひげ公の城」をもとにしたパフォーマンス「青ひげ公の扉」(※2)から生まれたものです。
※1, 2007年7月21日(土)22日(日)、山口情報芸術センターダンス公演「混舞 DANCE MIX」で上演。
※2, 2005年、愛知芸術文化センター「ダンスオペラ2」で上演。
Andante
パフォーマンス「青ひげ公の扉」の舞台デザインのスケッチから生まれた、ドローイングとパッチワーク、映像作品。パフォーマンス作品の制作プロセスをさまざまな形で、独立したアートとして展示しています。ビデオ作品では、ベラ・バルトークのピアノ曲「Andante」を使用。ダンス作品「戸外にて Outdoors」(※3)にも登場しました。
※3, 2004年9月、愛知芸術文化センターで上演。
展示作品
プロフィール
アレッシオ・シルヴェストリン
1973年イタリア、ヴィツェンツァ生まれ。モンテカルロ市グレース王妃ダンスクラシック・アカデミーを卒業後、ローザンヌのルードラ・ベジャール学校にて学ぶ。その後ベジャール・バレエ・ローザンヌ,リヨンオペラ座バレエ団にてダンサーおよび振付家として活躍。1999-2002年ウィリアム・フォーサイス率いるフランクフルトバレエ団に所属。 その後、ザ・フォーサイス・カンパニーのゲストダンサーを務める。2003 ...
入場料
- 入場無料
基本情報
開催日時 |
2007年7月13日(金)〜9月3日(月) 10:00〜20:00 |
イベント休止日 |
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会場 |
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関連イベント | 1イベント |
入場料 | 入場無料 |
プレスリリース |
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