死のバリエーション
ヨン・フォッセ、アントワーヌ・コーベ
娘の死に直面し、悩み苦しむ年老いた男と女
過去と現在を行き来しながら、死をみつめ、生を問う
ノルウェーの劇作家ヨン・フォッセによる戯曲をもとにした演劇作品を上演する公演です。
これまでYCAMは、ヨッシ・ヴィーラーの演出による「四谷怪談」、ドイツ座「エミーリア・ガロッティ」、ロベール・ルパージュ「アンデルセン・プロジェクト」など世界的に評価の高い最先端の演劇をご紹介してきました。それらに続いて今回、今回ご紹介するのは、「イプセンの到来」「21世紀のベケット」と称されるノルウェーの劇作家ヨン・フォッセが原作を手がけ、フランスで注目のアントワーヌ・コーベが演出を手がけた演劇「死のバリエーション」です。
娘の死を受け入れられない夫婦役に長塚京三と、高橋惠子が出演。また、NHK朝の連続テレビ小説「ファイト」の瀬川亮、「ミス・サイゴン」などミュージカルを中心に活躍する杵鞭麻衣など注目の俳優陣でお届けします。
上演作品
プロフィール
ヨン・フォッセ
劇作家
1959年生まれ。小説、詩、戯曲、児童文学、エッセイなど多数。1990年代はじめより戯曲を書き始める。「名前」(1995年)「誰か 来る」(1996年)『死のバリエーション』(2001年)など彼の多くの作品は、ドイツ、フランスなどヨーロッパ各国で翻訳、上演され「イプセンの再来」「21世紀のベケット」と賞賛を浴びている。イプセン演劇賞(1996年、ノルウェー)など受賞多数。
アントワーヌ・コーベ
演出家/俳優
1958年生まれ。様々な劇場のレジデンス演出家を経て、ソフォクレス、シェイクスピア、チェーホフ、ブレヒト、ジェームズ・ジョイス、ペーター・ハントケ、トマス・ベルンハルト、グレゴリー・モトンなど、古典から同時代まで幅広い作品の演出を手がける。 2002年、鐘下辰男作「貪りと瞋りと愚かさと」のドラマ・リーディングの演出(テアトル・ウヴェール、パリ)で初めて日本の戯曲と出会う。2004年、世田谷パブリッ ...
申込み・チケット情報
チケット発売日
- any会員先行予約
- 2007年4月7日(土)
- 一般発売
- 2007年4月14日(土)
料金
前売り 全席指定
- 一般
- 4,500円
- any会員
- 4,200円
- 特別割引
- 4,200円
備考
チケットの購入方法についてはこちらをご覧ください
特別割引は、シニア(65歳以上)と障がい者および同行の介護者が対象となります。