太陽が招く宇宙のドラマ

サン・ラー・アーケストラによるライブ・コンサートです。展覧会「WORLD B／意識を裏返し、B面をPLAYせよ」の関連イベントとして開催します。

JAZZから実験音楽まで、世界のあらゆる音楽シーンから多大なリスペクトを浴びているサン・ラー・アーケストラ。リーダーのマーシャル・アレンは1940年代からミュージシャンとして活動を開始。サン・ラー・アーケストラに参加した50年代中盤から世界の最先端の音楽を牽引し続けている存在で、サン・ラー亡き後、95年からサン・ラー・アーケストラのリーダーを務め、現在80歳を超えながら精力的な活動を展開しています。ジョン・コルトレーンからソニックユースに至るまで、世代、音楽ジャンルを問わず幅広い影響を与え、リスペクトを集めるアレンは、歳を重ねてよりいっそうの洗練と深みを極めており、その音楽は絶対に聞き逃せません。
今回の公演では、マーシャルとギターリストR.E.マホニーによる即興演奏に映像作家のジェームズ・ハラーが作り出したミステリアスな映像がジョイント。ネイティブアメリカンの彼の本名は、現地の言葉でライジング・サンの意味を持ち、ジェームズとマーシャルの出会いは運命に導かれた出会いともいえるでしょう。さらに今回は、60年代末〜70年代前半にアーケストラが遊び心たっぷりに撮影し撮りためていた日本未公開フィルムの上映も敢行！公演時間中ひと時も目を離す事のできない注目のプログラム。しかもスペシャルゲストは山本精一(BOREDOMS、ROVO)という豪華ナイトです。