演劇都市ベルリン―アートとパフォーマンスの境界を超えて

ダンスや演劇などのパフォーミングアーツ作品の見方について、スペシャリストがわかりやすく解説するレクチャーシリーズの第3弾です。今回は、ドイツ演劇研究者の新野守広氏と、山口日独協会の今田淳氏を招いて、公演を間近に控えたドイツ座の作品について解説します。

ドイツ座はベルリンを拠点に活動する劇団で、才能ある若手演出家を次々と輩出することから、ドイツ演劇の最高峰とも称される存在です。YCAMでは、そんなドイツ座の演劇公演「エミーリア・ガロッティ」が間もなく開催されます。このレクチャーでは、「演劇都市ベルリン」の著者として知られる新野氏から、ドイツのライフスタイルと演劇の関係、そして政治と演劇作品との深い関わりについて、写真や映像を使いながら多角的に解説します。また、山口日独協会で会長を務めるドイツ文学研究者の今田氏によるドイツの文化のご紹介もおこないます。ドイツワインをはじめ、文化や観光を紹介するコー ナーもご用意していますので、あわせてお楽しみください。