渋谷慶一郎+池上高志新作インスタレーション展
filmachine
変化と運動がもたらす音楽の新次元
多層化したサウンドが時間と空間をつくり出す
音楽家の渋谷慶一郎と、複雑系研究者の池上高志のコラボレーションによる新作インスタレーションを発表する展覧会です。
展覧会と作品のタイトルの「filmachine」とは、「film(膜)」と「machine(機械)」を組み合わせた造語で、皮膜のような特性を持つ非物質的な空間組織をサウンドによって生成し続ける機械という意図が込められています。空間内に〈サウンドの皮膜〉を局在的に発生させ、ダイナミズムを与えていく本作を通じて、時間と空間の新たな形態を提示します。
展示作品
プロフィール
渋谷慶一郎
音楽家
1973年生まれ。東京芸術大学音楽学部作曲科卒業。2002年にATAK設立。音楽レーベルとして国内外の先鋭的な電子音響作品をCDリリースするだけではなく、デザイン、ネットワークテクノロジー、映像など多様なクリエーターを擁し、精力的な活動を展開。04年にリリースした自身初のソロアルバム『ATAK000 keiichiro shibuya』は音色とリズムにフォーカスした徹底的に緻密な構成と豊穣なサウン ...
池上高志
複雑系研究者
1989年、東京大学大学院理学系研究科物理学修了。理学博士。現在、東京大学広域科学専攻教授 。複雑系と人工生命を研究テーマとし、ダイナミクスからみた生命理論の構築を目指している。博士号取得後、自己複製や進化理論、ゲーム理論の研究を精力的に行う。その成果は『複雑系の進化的シナリオ』(朝倉書店)として刊行。98年以降に身体性の知覚、進化ロボットの研究を展開。最近は油滴の自発運動の化学実験や、自律ロボッ ...
関連イベント
2006年8月9日(水)〜10月23日(月)
- 終了
autonomic sound sphere―自鳴する空間
2006年8月9日(水)
- 終了
filmachine:関連イベント
アーティストトーク
2006年8月9日(水)
- 終了
filmachine:関連イベント
サウンドアートの方向性と未来
2006年8月20日(日)
- 終了
YCAMオリジナルワークショップ/filmachine:関連イベント
walking around surround
2006年9月16日(土)
- 終了
filmachine:関連イベント
musimissile
2006年8月13日(日)〜10月8日(日)
- 終了
filmachine:関連イベント
ギャラリーツアー
入場料
- 入場無料
基本情報
開催日時 |
2006年8月9日(水)〜10月9日(月) 12:00〜20:00 |
イベント休止日 |
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会場 | |
関連イベント | 6イベント |
入場料 | 入場無料 |
プレスリリース |
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クレジット |
主催 : 財団法人山口市文化振興財団 |