Bones in Pages

日本を代表するダンサーのひとり、勅使川原三郎によるパフォーマンス作品を発表する公演です。

2003年にバレエの聖地・パリオペラ座バレエ団に日本人で初めて振付したことが記憶に新しい勅使河原三郎。その高い芸術性と技術は多大な尊敬と賛辞を受けています。
今回上演する作品「Bones in Pages」は、1991年にフランクフルトで製作、初演され、その後、ヨーロッパを初め様々な都市を巡り大きな反響を持って迎えられました。今回のツアーでは、横浜、松本、山口の3会場で上演され、西日本では山口情報芸術センターのみになります。
おびただしい数の書物、靴、ガラス、切断された机や椅子、そして烏……。異質に見えるそれぞれの要素で構成される空間いっぱいに、12年もの時を積み重ねてきた勅使川原三郎の世界が広がります。