平成16年度公共ホール演劇製作ネットワーク事業
天の煙
松田正隆+平田オリザ
松田・平田コンビが送る究極の物語
劇作家・松田正隆と演出家・平田オリザのコラボレーションによる新作演劇を発表する公演です。
本作の物語は、西の果てにある場所が舞台。いつまでも光に照らされ、日の沈まない「西の西町」。その旧家に父の死をきっかけに成長の止まった美しくも盲目の姉が住んでいた。母の葬儀をきっかけに、そのまま都会から移り住むことになってしまった妹夫婦、そして旧家の下女や彼らを取り巻く人々。崩れた教会の跡に集う人々をめぐって、ここから究極の物語がはじまります。
関東から沖縄まで全国8カ所の公共ホールによるネットワークにより共同で製作。出演者は各地のオーディションにより1200名のなかから選ばれ、富山県利賀村での長期合宿稽古を経て、この秋、富士見市民文化会館☆キラリふじみを皮切りに、各地で公演が行われます。
展示物
- 準備中
天の煙
プロフィール
松田正隆
劇作家/演出家
1962年、長崎県生まれ。90年から97年まで劇団時空劇場代表を務め、劇作、演出を手がける。94年、『坂の上の家』で第1回OMS戯曲賞大賞受賞。96年、『海と日傘』で岸田國士戯曲賞受賞。97年、『月の岬』で読売演劇大賞作品賞受賞。98年、『夏の砂の上』で読売文学賞受賞。2000年、京都府文化奨励賞を受賞。劇団解散後、フリーの劇作家として、青年団、文学座、演劇集団円などに作品を書き下ろしている。また ...
平田オリザ
劇作家、演出家
1962年東京都生まれ。こまばアゴラ劇場芸術監督、劇団「青年団」主宰、大阪大学コミュニケーションデザイン・センター教授、内閣官房参与。 1982年に劇団「青年団」結成。「現代口語演劇理論」を提唱し、1990年代以降の演劇に大きな影響を与える。1995年「東京ノート」で第39回岸田國士戯曲賞受賞。2003年日韓合同公演「その河をこえて、五月」で第2回朝日舞台芸術賞グランプリ受賞。2006年モンブラン ...
申込み・チケット情報
チケット発売日
- any会員先行予約
- 2004年9月26日(日)
- 一般発売
- 2004年10月3日(日)
チケットコード
- Lコード(ローソンチケット)
- 64921
料金
前売り 全席指定
- 一般
- 3,500円
- any会員
- 3,000円
- 特別割引
- 3,000円
- 学生
- 2,000円
備考
チケットの購入方法についてはこちらをご覧ください
特別割引は、シニア(65歳以上)と障がい者および同行の介護者が対象となります。
基本情報
開催日時 |
2004年11月27日(土)、28日(日) |
会場 | |
申込み・チケット情報 | 有料 要チケット購入 |
チケット発売日 |
any会員先行予約 2004年9月26日(日) 一般発売 2004年10月3日(日) |
クレジット |
企画製作:財団法人つくば都市振興財団、富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ、財団法人可児市文化芸術振興財団、兵庫県立尼崎青少年創造劇場<ピッコロシアター>、山口情報芸術センター[YCAM]、長崎市、財団法人熊本県立劇場、あしびなー自主事業実行委員会 |