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BOIDオニごっこ―タンジュンなフクザツ
BOID(ボイド)って何だ?
鬼ごっこで学ぶ複雑系の不思議
「Boid」と呼ばれる人工生命シミュレーションを使って、単純なルールがつくり出す複雑な動きについて理解を深めるワークショップです。
1987年にアメリカのプログラマーのクレイグ・レイノルズが、コンピューター上で鳥が飛ぶ「Birdoid(バードイド:鳥もどきという意味)」と呼ばれるプログラムを作りました。現在ではこれを略して「Boid(ボイド)」と呼んでいます。
このプログラムは、次の3つのルールだけを守っています。
ルール1:近くの鳥たちと、とぶスピードやむきをあわせる
ルール2:鳥たちが多くいるほうへむかってとぶ
ルール3:近くの鳥や物体に近づきすぎたら、ぶつからないようにはなれる
じつは、このタンジュンな3つのルールしかない鳥を、画面の中にたくさんふやすと、鳥たちはむれになって、フクザツに動きまわります。まるでほんものの生きた鳥のようです。リーダーはいないのに、リーダーがいるように見えます。このしくみを、いつもみんながあそんでいるオニごっこにしてみると、どうなるでしょうか?オニごっこの中に、ボイドのようないくつかの新しいルール を作ってみると、むれのような動きになるのでしょうか?
みんなで新しいオニごっこであそびながら、その様子をビデオでみたり、ボイドとほんとうの鳥をくらべたりするワークショップです。あそびにきてみませんか?
参加費
- 参加無料 要申込
基本情報
開催日時 |
2004年1月25日(日) |
会場 | |
参加費 | 参加無料 要申込 |
参加対象/対象年齢 |
小学生 |
定員 | 25 人 |