山口情報芸術センター開館1周年記念シンポジウム
21世紀の地域と文化
山崎正和、荒瀬景敏 、冨永欣也、藤川哲、合志栄一、熊倉純子
YCAMの開館1周年を記念して開催するシンポジウムです。
YCAMは、昨年11月に開館して以降、施設の機能を生かした参加型の展示事業や、優れた舞台公演、市民参加によるオリジナル作品の制作や公開などの文化事業、幅広い世代を対象とした学習支援講座など、多彩な事業を展開しており、この1年間で記録した来館者数891,850人という数字は、当初の見込みを大きく上回り、年内に100万人に達する見込みです。センターは「やまぐち情報文化都市づくり」の中核を担う施設として、新たな芸術文化の創造・交流の場、また幅広い世代の方々のための生涯学習施設として機能し、感性と創造性にあふれる地域の人材を育むため、さらに事業を充実させ、地域の情報発信・交流拠点としての役割を果たすことが、これまで以上に求められていくことでしょう。山口市は、センターを「市民に開かれ、市民に愛され、共に成長していく施設」と位置づけており、より多くの市民のみなさんがセンターの活動に関わることで山口市全体の文化的総合力を高め、魅力のある情報を創り出し、新しい価値として、全国あるいは世界に向けて発信し、元気で活力のあるまちづくりを進めています。
今回のシンポジウムでは、「21世紀の地域と文化」というテーマのもと、講演とパネルディカッションを行い、センターに求められる役割や今後の可能性について議論を深め、”ともに成長していく施設”としての未来像を描き出します。
プログラム
14:00〜14:05 開会
14:05〜15:05 基調講演「21世紀の地域と文化」山崎正和(東亜大学学長・劇作家)
15:15〜16:45 パネルディスカッション「山口情報芸術センターの総括と展望」
パネリスト
荒瀬景敏
冨永欣也(映像作家、山口情報芸術センター市民委員会会長)
藤川 哲(山口大学人文学部講師<美術史>、山口情報芸術センター企画運営会議委員)
合志栄一(山口市長)
コーディネーター
熊倉純子(東京芸術大学音楽部音楽環境創造科助教授)
17:30〜19:00 交流会
参加費
- 参加無料
基本情報
開催日時 |
2004年12月19日(日) |
会場 | |
参加費 | 参加無料 |
クレジット |
主催:山口市、財団法人山口市文化振興財団 |