杏仁豆腐のココロ

劇作家・演出家の鄭義信による演劇を発表する公演です。

「月はどっちにでている」「愛を乞うひと」「OUT」「刑務所の中」などの映画脚本でも知られる人気劇作家・演出家の鄭義信が手がけた、涙と笑いに溢れた現代劇が山口に登場。2000年に名古屋でクリスマス一夜限りの公演で発表された本作は、上演後多数の再演希望が寄せられ、翌年再演し、名古屋芸術創造賞を受賞。さらに2002年には、東京、大阪、名古屋連続公演で関西現代演劇俳優賞特別賞を受賞するなど高い評価を得ています。ハンカチをお忘れなく。

あらすじ

クリスマス・イブ。長年一緒に暮らした中年の男と女が別れようとしている。女は父親から継いだちんどん屋を廃業しようとしていた。男は仕事につかず主夫をしていた。おどけたり、ふざけあったり、笑いあったりするうち、次第に悲しい過去が明らかになるとともに、伝えられなかった想いが溢れだしてくる……。