終了

アニエス・ヴァルダをもっと知るための3本の映画

上映作品のひとつ『アニエスによるヴァルダ』

重要なお知らせ

開催中止のお知らせ（4月12日発表／6月15日更新）

本特集上映は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、7月4日以降に上映をおこないます。

映画上映における新型コロナウイルス感染症対策について

現在、YCAMでは映画上映にあたって、新型コロナウイルス感染症対策を実施しています。詳細は以下をご確認ください。

ヌーヴェル・ヴァーグの祖母＝アニエス・ヴァルダ追悼上映

アニエス・ヴァルダ

1928年5月30日、ベルギーに生まれる。ギリシャ人の父とフランス人の母を持ち、4人の兄弟と共に育った。写真家として活躍した後、当初小説にするつもりだった「ラ・ポワント・クールト」を26歳で自主制作し、ヴァルダが「ヌーヴェル・ヴァーグの祖母」と呼ばれるきっかけとなった。62年、映画監督のジャック・ドゥミと結婚する。64年「幸福」でベルリン国際映画祭銀熊賞後、ドゥミと共に渡米。75年、自宅兼事務所を構えるダゲール通りで「ダゲール街の人々」を撮影する。85年「冬の旅」でヴェネツィア国際映画祭金獅子賞を受賞。2019年「アニエスによるヴァルダ」を携え2月のベルリン国際映画祭に出席し元気な姿を見せるが、翌月の3月29日、パリの自宅兼事務所で息を引き取る。享年90歳と10ヶ月。