HELLO, YCAMシネマ！

映画の原始的な魅力を想起させる美しいモノクロームの映像と、ノイジーで芳醇な音響設計で見る人の感覚を研ぎ澄ます。YCAM Film Factory第一弾作品。

2016年に完成したインスタレーション版「潜行一千里」とは異なる視点で編み直された『バンコクナイツ』映画版メイキングとして製作。

俳優の染谷将太を監督に迎えたYCAM Film Factoryの第三弾作品。虚構と現実が交差する警備員の一日のファンタジックな物語を、YCAMと山口県内で全編16mmフィルムでロケーション撮影した。

YCAMで長期滞在制作中の三宅唱監督が、2014年からウェブマガジン「boidマガジン」で毎月連載しているビデオダイアリー「無言日記」。2016年一年間に撮影された素材から、選ばれた瞬間を再構成したダイジェスト版を初上映。

新興住宅地に住む子ども達の間では奇妙なおなら遊びがはやっていた。子ども達の最大の関心事は、まだ出始めたばかりのテレビである。林家の実、勇兄弟は、両親にテレビをせがんで、叱られたことから、誰とも口をきかないというだんまりストを決行することに。

製作13年間。撮影隊は土地に根付き、稲作を行う。口承伝承からその土地の歴史・人々の営みを取材しつつ、実際の村人たちが自らの先祖を演じる劇映画パートや、土方巽の舞踏などが渾然と一体になった、小宇宙のような逸品。