戦時下の日本人
上映作品2作品
作品上映
野火
作品上映
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野火
大岡昇平の原作を鬼才・塚本晋也が執念の映画化
第二次世界大戦末期のフィリピン・レイテ島。日本軍の敗戦が色濃くなった中、田村一等兵(塚本晋也)は結核を患い、部隊を追い出されて野戦病院行きを余儀なくされる。負傷兵だらけで食料も困窮している最中、少ない食料しか持ち合わせていない田村は追い出され、ふたたび戻った部隊からも入隊を拒否される。原野を彷徨い、空腹と孤独、そして容赦なく照りつける太陽の熱さと戦いながら、田村が見たものとは。
長年映画化を熱望してきた大岡昇平の原作を監督自身が自主製作にて完成させ、昨夏からの公開はロングランヒット。本年度キネマ旬報日本映画ベスト・テン2位など高い評価を得た。
[PG12]
2014年ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門出品
2014年/日本/87分/製作・配給:海獣シアター
監督・脚本・編集・撮影・製作・主演:塚本晋也
音楽:石川忠
出演:リリー・フランキー、中村達也、森優作
作品上映
FOUJITA –フジタ–
作品上映
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FOUJITA –フジタ–
パリが愛した日本人、藤田嗣治
1913年、27歳で単身フランスへ渡ったフジタ(藤田嗣治/1886-1968)は、「乳白色の肌」で裸婦を描き、エコール・ド・パリの寵児となる。1940年に帰国し、戦時の日本で「アッツ島玉砕」ほか数多くの戦争協力画を描いて日本美術界の重鎮に上りつめて行く。
タイトルの「FOUJITA」は、後にフランス国籍を取得したフジタのフランス語表記。オダギリジョーが、フランス語の猛特訓を受けオカッパでロイドメガネの藤田嗣治を演じ抜いた。名匠・小栗康平が10年ぶりに長編映画を手がた本作。パリで絶賛を浴びた裸婦は日本画的でもあり、大東亜の理想のもとに描かれた戦争協力画は西洋の歴史画に近い。1920年代の狂乱のパリ、1940年代の戦時の日本、二つの文化を生きた画家の知られざる世界を圧倒的な映像美で描く。
[PG12]
2015年東京国際映画祭コンペティション部門出品
2015年/日本・フランス/DCP/126分/配給:KADOKAWA
監督・脚本・製作:小栗康平
音楽:佐藤聰明
撮影:町田博
出演:オダギリジョー、中谷美紀、アナ・ジルラルド、アンジェル・ユモー、加瀬亮
上映/イベントスケジュール
上映期間:2016年3月5日(土)〜13日(日)
日付 | 時間 |
上映作品 イベント |
3月5日(土) | 13:30〜14:57 |
野火 |
3月5日(土) | 15:30〜17:36 |
FOUJITA –フジタ– |
3月6日(日) | 15:00〜17:06 |
FOUJITA –フジタ– |
3月6日(日) | 17:30〜18:57 |
野火 |
3月11日(金) | 13:30〜15:36 |
FOUJITA –フジタ– |
3月11日(金) | 16:00〜17:27 |
野火 |
3月12日(土) | 13:30〜14:57 |
野火 |
3月12日(土) | 15:30〜17:36 |
FOUJITA –フジタ– |
3月13日(日) | 13:30〜15:36 |
FOUJITA –フジタ– |
3月13日(日) | 16:00〜17:27 |
野火 |
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チケット情報
料金
当日
- 一般
- 1,300円
- any会員
- 800円
- 特別割引
- 800円
- 25歳以下
- 800円
備考
チケットは当日券のみ。館内2階・スタジオC前の券売機でご購入ください。
特別割引は、シニア(65歳以上)と障がい者および同行の介護者が対象となります。
基本情報
上映期間 |
2016年3月5日(土)〜13日(日) |
上映作品 | 2作品 |
チケット情報 | 有料 |