金曜夜のYCAMシネクラブ vol.5
現代日本映画の最前線を紹介するシリーズ第5弾
上映作品3作品
作品上映
おんなのこきらい
作品上映
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おんなのこきらい
加藤綾佳(監督)×森川葵(主演)×ふぇのたす(音楽)
「可愛い」という名の毒を描いた唯一無二の恋愛映画、ここに誕生!
とにかくかわいい事だけが取り柄のOLキリコ(森川葵)はかわいい食べ物を過剰摂取しては吐く、過食症の女の子。職場の男達にはちやほやされ、女の子には嫌われているが、女の子の価値は可愛いことがすべてと信じて日々を送るキリコには何も怖い物はない。そんなキリコには、好きな人・バーで働くユウトがいる。ユウトとは友達以上、恋人未満の煮え切らない関係が続いていた。ある日、仕事でアクセサリー作家のコウタと出会う。いつも通り、媚びを売って仕事を得ようとするキリコのことをお見通しのコウタ。
最初は険悪だったキリコとコウタだったが、次第に本音をさらけ出せるような友達になっていく。
可愛いだけが取り柄の主人公、キリコを演じたのは、森川葵。女性ファッション誌『Seventeen』の専属モデルオーディションで約5,000人から選ばれ、活動をスタートさせた。主演作『チョコリエッタ』の公開が控え、女優としての活躍の幅を増やしている。
本作の楽曲を担当したのは、2015年3月にメジャーデビューを控えた、人気バンド「ふぇのたす」。ボーカル・ミコの甘い歌声と、日本語ポップスのとびきりキュートなサウンドが、キリコの可愛いだけじゃない女の子事情を彩る。
MOOSIC LAB2014 準グランプリ・主演女優賞(森川葵)・男優賞(木口健太)
2014年/80分/カラー/Blu-ray上映
監督・脚本・編集:加藤綾佳
撮影:平野晋吾
照明:小川大介
録音:吉方淳二
助監督:滝野弘仁
ヘアメイク:久乃
企画・配給:SPOTEED PRODUCTIONS
製作:GOLD FISH FILMS
協力:ユニバーサルミュージック/加茂啓太郎
出演:森川葵、木口健太、谷啓吾、井上早紀、加弥乃、松澤匠、巴山祐樹、緑茶麻悠
ふぇのたす(みこ ヤマモトショウ 澤"sweets"ミキヒコ)
作品上映
国道20号線
作品上映
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国道20号線
現代日本の地方都市
そこで起こった一つの事件
皇居から中部地方へ延びる道、国道20号線。否、何号線でも構わない。その風景はまるで、デジャ・ヴの様に全国どこも変らない。大型ショッピングセンター、大型ディスカウント店、パチンコ店、消費者金融のATM、カラオケBOX、ゴルフ練習場、ラブホテル...それらに埋め尽くされた国道沿い。現代日本の地方都市。そこで起こった一つの事件。特に記憶にも残らない、ありふれた、どこででも、誰にでも起こるような事件。どこも一緒の風景の中で、どこにでもいる、そこに住まう人々の物語。
かつて暴走族だった主人公ヒサシは、同棲するジュンコとパチンコ通いの毎日。シンナーもやめられないていたらくで借金だけが嵩んでゆく。そんなヒサシに族時代からの友人で闇金屋の小澤が話を持ちかける。
「なぁヒサシ、シンナーなんかやめて俺と一緒に飛ばねえか?」
地方都市を走る国道。両脇を埋めるカラオケBOX、パチンコ店、消費者金融のATM、ドンキ・・・。現代の日本、とりわけ地方のありきたりの風景。ヒサシは夜の国道の灯が届かないその先に闇を見つけてしまった。宇宙のようにからっぽで、涯てのない闇のなかで繰り返される、ありふれた事件。そしてかつて見たシンナーの幻覚の残像がヒサシを手招きする。
「ほんで俺も行ってもいいの?ホント?ホントに?」
2007年/77分/16mm→DVCAM上映/制作・配給:空族
監督・編集:富田克也
脚本:相澤虎之助、富田克也
撮影:高野貴子
録音:石原寛郎
美術:川口明子
サウンドミキシング:山崎巌
出演:伊藤仁、りみ、鷹野毅、村田進二、西村正秀、Shalini Tewari、田中哲也、西本和紗、木村絢香、平沢絵里子、古屋暁美、木村兆栄、七里圭、今村総長、柳田祐記
作品上映
ドライブイン蒲生
作品上映
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ドライブイン蒲生
たむらまさき×染谷将太×黒川芽以×永瀬正敏
原作◎伊藤たかみ×音楽◎ヤマジカズヒデ
街道沿いのさびれたドライブインに生まれ育った姉サキ(黒川芽以)と弟トシ(染谷将太)。ろくでなしの父(永瀬正敏)のせいで、物心ついた時から「バカの家の子ども」と蔑まれたふたりの人生にはろくなことがない。周囲への反発からヤンキーになったサキは、あげくの果てに妊娠して家を飛び出してしまう。それから数年後、夫にDVを受けたサキが出戻ってきた。ヨリを戻すのか別れるのか? 決断すべく、幼い娘・亜希子とトシを引き連れ夫の元へと向かうサキ。道中、サキとトシに去来するのは意外にも、あの父のことだった...。 ふたりは父から受け継いでいたなにかを胸に抱き、いま決戦の場におもむく。
本作を監督したのは "75歳の遅咲きの新人監督"たむらまさき。「キャメラマン・田村正毅」として知られ、小川紳介監督"三里塚"シリーズはじめ、柳町光男、相米慎二、石井聰亙(現・岳龍)監督の諸作品を手がけてきた。2003年からは「たむらまさき」名義で、『サッド ヴァケイション』(青山真治)、『私は猫ストーカー』『ゲゲゲの女房』 (鈴木卓爾)など、一貫して日本のインディペンデント映画の屋台骨を支えてきた伝説の撮影監督。本作は話題となった『ゲゲゲの女房』以来初の作品であり記念すべき監督デビュー作となる。
2014年/89分/ビスタ/カラー/Blu-ray上映
監督・撮影:たむらまさき
原作:伊藤たかみ
プロデューサー:石井稔久(キングレコード株式会社)
製作:キングレコード(株)
企画・プロデュース:越川道夫
企画協力:(株)河出書房新社
音楽プロデューサー:平田和彦
脚本:大石三知子
撮影補:戸田義久
照明:山本浩資
美術:平井敦郎
音響:菊池信之
編集:菊井貴繁
音楽:ヤマジカズヒデ
出演:染谷将太、黒川芽以、永瀬正敏、小林ユウキチ、猫田直、平澤宏々路、吉岡睦雄、黒田大輔、鈴木晋介、足立智充、田村愛
制作:スローラーナー
配給:コピアポア・フィルム
上映/イベントスケジュール
上映期間:2015年4月10日(金)〜5月22日(金)
日付 | 時間 |
上映作品 イベント |
4月10日(金) | 19:30〜20:50 |
おんなのこきらい |
4月17日(金) | 19:30〜20:47 |
国道20号線 |
4月24日(金) | 19:30〜20:59 |
ドライブイン蒲生 |
5月1日(金) | 19:30〜20:50 |
おんなのこきらい |
5月8日(金) | 19:30〜20:47 |
国道20号線 |
5月15日(金) | 19:30〜20:59 |
ドライブイン蒲生 |
5月22日(金) | 19:30〜20:50 |
おんなのこきらい |
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チケット情報
料金
料金
- 一般
- 1,000円
- any会員
- 500円
- 特別割引
- 500円
- 25歳以下
- 500円
備考
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特別割引は、シニア(65歳以上)と障がい者および同行の介護者が対象となります。
基本情報
上映期間 |
2015年4月10日(金)〜5月22日(金) |
上映作品 | 3作品 |
チケット情報 | 有料 |