Select CINE TECTONICS #3
ロバート・クレイマー「ルート1/USA」+関連上映
アメリカを代表するインディペンデント・フィルムメーカー、ロバート・クレイマー。60年代後半にベトナム反戦運動のなかで、映像による左翼前衛闘争集団"ニューズリール"の結成メンバーとなり、70年代には、アメリカを離れ、フランスをベースに活動。ドキュメンタリーとフィクションの境界を横断しつつ、さまざまな社会の現実に、生々しくも透徹した視線を投げかけていく。その代表作の一つであり、クレイマー自身がカメラを廻し続けた巨編「ルート1/USA」を上映します。関連作品としてクレイマーが参加した「セレブレート シネマ 101」[宮岡秀行監修・原案作品]を同時上映します。
上映作品2作品
作品上映
ルート1/USA
Route One / USA
作品上映
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ルート1/USA
Route One / USA
ロバート・クレイマーと友人ドクがカナダ〜フロリダ州キー・ウエストまで続くハイウェイ"ルート1"を辿っていくロードムービー。カメラは、旅の途中で出会う人々や出来事、変わっていく風景をリアルに捉えながら、当時のアメリカの現実と様々な問題を浮かび上がらせていく。
1989年山形国際ドキュメンタリー映画祭最優秀賞
1989年/255分/フランス
監督:ロバート・クレイマー
撮影:ロバート・クレイマー
編集:ギ・ルコルヌ、ロバート・クレイマー、ピエール・シュクルーン、クレール・ラヴィル、キジャ・クレイマー
音楽(作曲・演奏):バール・フィリップス、ピエール・ファヴル、ミシェル・ペトルチアーニ、ジョン・サーマン、フロリス・ニコ・ブニンク
照明・製作:リシャール・コパンス
録音:オリヴィエ・シュウォッブ
出演:ポール・マクアイザック
製作会社:レ・フィルム・ディシィ、ラ・セット
作品提供:山形国際ドキュメンタリー映画祭
作品上映
セレブレート シネマ 101
作品上映
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セレブレート シネマ 101
映画生誕百年(1995年)の年に、映画作家・宮岡秀行が各国の映画作家8名に呼びかけ、彼らがこの時期に映画を撮る意味を短編にしたものを1本にまとめた作品。ロバート・クレイマーも「Meeting Robert Kramer」で参加している。
1996年/58分/日本/Hi-8・Digital
監修・原案:宮岡秀行
共同監修:織田要
参加監督:マルコ・ベロッキオ「一世紀の空虚」
ビクトル・エリセ「黄昏に問う」
ロバート・クレイマー「Meeting Robert Kramer」
青山真治「1/5」
ジョナス・メカス「映画は百歳ではない!」
ロブ・ニルソン「イザベルに会う」
ヒデホ・ウラタ「between the two...」
アレクサンドル・ソクーロフ「森のざわめく声」
織田要「A little screen on the hand」
音楽・演奏:鈴木治行
作品提供:スタジオ・マラパルテ
*DVーCAMでのプロジェクター上映となります
上映/イベントスケジュール
上映期間:2008年6月21日(土)、22日(日)
日付 | 時間 |
上映作品 イベント |
6月21日(土) | 13:30〜17:45 |
ルート1/USA |
6月21日(土) | 18:30〜19:28 |
セレブレート シネマ 101 |
6月22日(日) | 13:30〜14:28 |
セレブレート シネマ 101 |
6月22日(日) | 14:40〜18:55 |
ルート1/USA |
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チケット情報
基本情報
上映期間 |
2008年6月21日(土)、22日(日) |
上映作品 | 2作品 |
チケット情報 | 有料 |
クレジット |
提供・協力:山形国際ドキュメンタリー映画祭、スタジオ・マラパルテ |