音楽映画特集
様々な音楽をテーマにした映画を11本上映します。
上映作品10作品
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ザ・ゴールデン・カップス ワンモアタイム
作品上映
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ザ・ゴールデン・カップス ワンモアタイム
66年に誕生した本格派実力バンド、"ザ・ゴールデン・カップス"の軌跡を辿った音楽ドキュメンタリー
当時を振り返るメンバーたちの証言と、北野武や忌野清志郎等、彼等をリスペクトする人々のインタビューと、解散から31年ぶりの復活ライブ
日本のロック史の扉を開いた先駆者であるザ・ゴールデン・カップス。66年12月、彼らはフェンス越しのアメリカと呼ばれた街、横浜・本牧のクラブ"ゴールデン・カップ"のレギュラー・バンドとして活動を開始した。ヤードバーズからオーティス・レディングまで、ブルージーなロックやR&Bをレパートリーとしていた彼らは、次第に人々の注目を集め、67年春にはレコード・デビューが決定。この頃、マスコミによってグループ・サウンズ(GS)と名付けられた和製ビート・グループたちが一大ブームとなろうとしていた状況の中、抜群のテクニックとフィーリングを持つカップスは、他のGSたちを圧倒する強烈な個性を発揮し、一躍実力派バンドとして君臨する。内田裕也・北野武・CHIBO・矢野顕子・忌野清志郎・ムッシュかまやつ・荻原健一・ジョー山中などの証言、奇跡的に発見された記録写真や演奏シーンなど幻の映像を交え、本牧の伝説と不良達の素顔が明かされる。
解説:鈴尾啓太(コミュニティシネマ/プログラムコミッティ)
2004年/日本/130分
監督:サン・マー・メン
音楽:ミッキー吉野
出演:ザ・ゴールデン・カップス
(デイヴ平尾、ケネス伊東、エディ藩、ルイズルイス加部、マモル・マヌー ミッキー吉野 )
北野武、忌野清志郎、内田裕也
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MOONRIDERS THE MOVIE「PASSION MANIACS マニアの受難」
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MOONRIDERS THE MOVIE「PASSION MANIACS マニアの受難」
日本の音楽シーンに多大なる影響をあたえてきた "ムーンライダーズ"の30年と現在に密着したドキュメンタリー
日本語による独自のロックを開拓し、アルバム1枚で解散した"はちみつぱい"を母体として1975年に結成されたムーンライダーズ。本作は、多彩なゲストを迎えて日比谷野音で行われた30周年記念ライブの模様を軸に、彼らの30年と現在を追った音楽ドキュメンタリーである。時代の流行をエッセンスとし、音楽スタイルの変遷を遂げてきた一連の楽曲に共通する変わらない「ポップさ」と、バンドという壊れやすい共同体が30年も維持された理由とが明らかになる。監督は長く音楽映像を手がけてきた白井康彦。彼が詩的な映像で描き出したムーンライダーズの姿は見るものの胸を打つ。彼らの音楽は日本語ロックからはじまり現在のJポップへと続く、日本の音楽シーンを辿る旅でもある。
解説:鈴尾啓太(コミュニティシネマ/プログラムコミッティ)
2006年/日本/100分/DVD
監督:白井康彦
出演:ムーンライダーズ(鈴木慶一 岡田 徹 かしぶち哲郎 武川雅寛 白井良明、鈴木博文)
細野晴臣、高橋幸宏、あがた森魚、PANTA、サエキけんぞう、遠藤賢司、野宮真貴、原田知世、みうらじゅん
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ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男
STONED
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ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男
STONED
他殺か?事故死か?
27歳という若さで夭折したローリング・ストーンズの創始者、ブライアン・ジョーンズの伝記的ドラマ
1969年7月3日、ローリング・ストーンズのギタリスト、ブライアン・ジョーンズが自宅プールにて死体で発見された。享年27歳であった。ローリング・ストーンズの創始者でありリーダーでもあったブライアン。その天才的な音楽性、豪華な服装、不思議な魅力、セックス・ドラッグ&ロックンロールを体現した彼は60年代のアイコンであった。しかし彼はバンドの絶頂期に「俺達はビートルズになる気はない」と言い放ち、ストイックに音楽を追求し始めた結果、次第にバンドから孤立してしまい、繊細なブライアンは精神不安定になる。そして予想だにしない結果を迎える。事件当時、彼はアルコールとドラッグの影響で偶発的に溺れ死んだと公表された。しかし真偽について多くの説が浮かび上がっていた。本作では膨大なリサーチから衝撃的な死の真相を暴き出している。
解説:鈴尾啓太(コミュニティシネマ/プログラムコミッティ)
2005年/イギリス/103分
監督:スティーヴン・ウーリー
出演:レオ・グレゴリー、パディ・コンシダイン、デヴィッド・モリッシー
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VIVA JOE STRUMMER/ビバ・ジョー・ストラマー
Viva Joe Strummer: The Clash and Beyond
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VIVA JOE STRUMMER/ビバ・ジョー・ストラマー
Viva Joe Strummer: The Clash and Beyond
ジョー・ストラマー没後4年目にして解禁される最後の映像!
2002年12月に急逝した元ザ・クラッシュ/ジョー・ストラマー&ザ・メスカレロスのフロントマン、ジョー・ストラマー。彼の波乱に満ちた人生を、関係者のインタビューを中心にザ・クラッシュやザ・メスカレロス、元ザ・クラッシュのメンバーとの貴重なライブ映像を通して振り返るドキュメンタリー。
解説:平仲史歩(コミュニティシネマ/プログラムコミッティ)
2005年/イギリス/62分/DVD
監督:マイク・パーキンソン
出演:ジョー・ストラマー(アーカイヴ映像)、ミック・ジョーンズ、 トッパー・ヒードン 、グレン・マットロック、タイモン・ドッグ、パブロ・クック
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合唱ができるまで
LES METAMORPHOSES DU CHOEUR
作品上映
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合唱ができるまで
LES METAMORPHOSES DU CHOEUR
パリ13区のアマチュア合唱団がコンサートに向け集結。女性指揮者クレール・マルシャンの指導のもと、合唱が完成していくまでの様子を描いたドキュメンタリー
パリ13区、モーリス・ラヴェル音楽院に所属する、総勢100名のアマチュア合唱団のメンバーが、週に1度、指揮者マルシャンさんのもとに集まる。子供から学生、大人、お年寄りまで、気晴らしや余暇を楽しむため、歌うのは初めての人から、ヴォイストレーニングを希望する人など動機も経験も様々だ。初めてのオーディション、発声に始まり、目標は教会でのコンサート。ひとりひとりの歌声がやがてハーモニーになり、「歌いたい」というシンプルで力強い気持ちが、皆をひとつにしていく……。ドキュメンタリー映画である本作は、マリー=クロード・トレユ監督と、合唱団を指導する指揮者クレール・マルシャンさんとの親交をきっかけに生まれた。マルシャンさんは、モーリス・ラヴェル音楽院の正式教師として就任して以来、合唱や合唱指揮の教育に尽力し、現在、国内外のコンクールの審査などでも活躍中。本作では、マルカントワーヌ・シャルパンティエ作曲の「真夜中のミサ曲」、ミヒャエル・ハイドン作曲の「メメント(主よ、御心に留めて下さい)」が歌われる。完全にアマチュアだけで構成された合唱団が、限られた時間の中で最高のレベルを目指す過程に、私たち観客も、まだ聴こえてこない合唱の完成へと、心を重ねていくのだ。
解説:大久保雅子(コミュニティシネマ/プログラムコミッティ)
2004年/フランス/98分
監督:マリー=クロード・トレユ
出演:クレール・マルシャン、モーリス・ラヴェル音楽院合唱団
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Touch the sound
TOUCH THE SOUND
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Touch the sound
TOUCH THE SOUND
パーカッションニスト、エヴリン・グレニーが、様々なミュージシャンと共に日常に潜む"音"を模索していくドキュメンタリー。心と体で音に触れるという彼女の世界観に観客も引き込まれてゆく……。
パーカッショニストのエヴリン・グレニーは、聴覚障害があり非常に音が聞こえにくい。しかし彼女は、体のあらゆる感覚を通して音を感じている。彼女は楽器の音を聴覚だけで感知しているのでなく、体全体で感じる。彼女にとって音は触れる事であった。"呼吸"の持つリズムから"心臓"が打つビート、"静寂"から"音楽"ができる様。それはまるで聴覚と視覚が入れ替わるような不思議な感覚。エヴリンが行く先々の街や自然、人が持つリズムが色鮮やかに描かれる。エヴリンの旅を通し、我々は認知していなかった鼓動を「見」「聴き」そして「感じる」ことが出来る事に気付かされる。本作は心と体で音楽に触れることの出来る、独特のリズムを持った体感型ドキュメンタリーである。トーマス・リーデルシェイマー監督は、ポートレート的映像美と、想像を喚起する音による感覚の世界を見事に映像化した。
解説:鈴尾啓太(コミュニティシネマ・プログラムコミッティ)
2004年/ドイツ/100分
監督:トーマス・リーデルシェイマー
出演:エヴリン・グレニー、フレッド・フリス、鬼太鼓座
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タカダワタル的
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タカダワタル的
根強い人気を誇りながらも2005年に急逝したフォーク・ミュージシャン高田渡の魅力に迫る音楽ドキュメンタリー
2005年4月に逝去した「国が認めない人間国宝」という愛称をもつフォーク界のカリスマ、高田渡。彼に魅了された俳優・柄本明の企画・ナビゲートにより、撮影された高田渡密着ドキュメンタリー。1975年うまれであるタナダ監督は、高田をほとんど知らない世代。若い世代にどう伝えるか考えたらしいが、結論は、「シンプルに」ということにたどりついたようだ。友人たちに見せる無邪気な表情と日常生活にライブ映像を盛り込んだ本作は、彼の魅力と愛で詰った、知ってる人も知らない人も高田渡の世界に引き込まれていく幸福感たっぷりの仕上がりとなった。
解説:YCAM(コミュニティシネマ)
2003年/日本/65分
監督:タナダユキ
出演:高田 渡、柄本 明
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フェスティバル・エクスプレス
Festival Express
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フェスティバル・エクスプレス
Festival Express
1970年に行われた伝説的ロック・イベント!
長い間、消息がわからなくなっていた貴重な映像を多数収録
1970年、ジャニス・ジョプリン、グレイトフル・デッド、ザ・バンド、バディ・ガイなど、当時最高のミュージシャンであり今も世界中で愛され続けている彼らが、1つの列車に乗り込みカナダを縦断するツアーを行った。その夢の様な列車の名は"フェスティバル・エクスプレス"。5日間行われたそのツアーは一部始終がフィルムに収められていたのである。消失したと思われていたフィルムは無傷で発見され貴重なロック・フィルムとして現代に甦った。ジャンルもフィールドも違う多くのミュージシャンが列車で旅をし、ジャム・セッションを楽しみ、行く先でコンサートを開く。自由に歌い、酒を飲み、セッションする彼らの生き生きとした姿が赤裸々に描かれる。これはジャニス・ジョプリンが亡くなる2ヶ月前に起こった奇跡である。
解説:鈴尾啓太(コミュニティシネマ/プログラムコミッティ)
2003年/イギリス・オランダ/90分
監督:ボブ・スミートン
出演:ジャニス・ジョプリン、ザ・グレイトフル・デッド、ザ・バンド、マシュマカーン、バディ・ガイ、フライング・ブリトー・ブラザーズ、シャ・ナ・ナ
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THE LONG SEASON REVUE
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THE LONG SEASON REVUE
99年ヴォーカル佐藤伸治の急逝により、活動停止していたフィシュマンズが多彩なゲストヴォーカルを迎えて再結成したツアー"THE LONG SEASON REVUE" の様子を収めたドキュメンタリー
レゲエやパンクをルーツに87年に結成され、独自の音楽スタイルで、ながされることなく活動してきたバンド、フィシュマンズ。99年、ヴォーカルでありメインソングライターであった佐藤伸治が急逝。バンドとしての活動は休止してしまったが、その音楽は、多くのミュージシャン、クリエーターから愛され、未だに多くのファンを増やし続けている。そして、2005年。メンバーの茂木欣一が多彩なゲストボーカルとゲストミュージシャンをむかえ、ライブを企画、多くの観客を音楽と感動の渦に巻き込んだ。本作は、その伝説のライブを中心に、過去の未発表映像と彼等に誘発された人々によるコントリビューションを融合させた新しい形のロックムービー。しかも、フィシュマンズの映像を長く取り続けた川村ケンスケが監督、彼等の共同プロデュースとエンジニアを続けてきたZAKが音楽を全面監修した、音楽ファン必見の珠玉作。今回の上映では、梅田版、渋谷版の2ヴァージョンを上映。
解説:YCAM(コミュニティシネマ)
2006年/日本/110分/DV-CAM
監督:川村ケンスケ
音楽監修:ZAK
出演:フィッシュマンズ、山崎まさよし、UA、永積タカシ、原田郁子
作品上映
レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ
Leningrad Cowboys Go America
作品上映
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レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ
Leningrad Cowboys Go America
ツンドラ地帯からアメリカ〜メキシコへ!
レニングラード・カウボーイズのせつなく、おかしいロードムービー
リーゼントにとがった靴という一度観たら忘れない独特な風貌に強面だが、どこか憎めないバンド、レニングラード・カウボーイズ。悪徳マネージャーに騙され、ツンドラ地帯からアメリカに渡り、メキシコに向かう。道中におこるおかしな事件にまきこまれ続ける彼等は果たして目的地までたどりつけるのか?フィンランドで現在も活動しているバンド、レニングラード・カウボーイズを中心にアキ・カウリスマキ監督が描く異色の音楽ロードムービー。
カウリスマキ監督は、この他にも、本作の続編「レニングラードカウボーイズ、モーゼに会う」、ロシアの退役軍人と共演したライブドキュメンタリー「トータル・バラライカ・ショー」で、彼らを主役とした映画作品や、彼等の楽曲のプロモーションビデオも数作監督している。
1990年/フィンランド・スウェーデン/78分
監督:アキ・カウリスマキ
音楽:マウリ・スメン
出演:マッティ・ペロンパー 、ザ・レニングラード・カウボーイズ 、サカリ・クオスマネン
上映/イベントスケジュール
上映期間:2007年3月30日(金)〜4月30日(月)
日付 | 時間 |
上映作品 イベント |
3月30日(金) | 13:15〜15:25 |
ザ・ゴールデン・カップス ワンモアタイム |
3月30日(金) | 19:00〜20:40 |
MOONRIDERS THE MOVIE「PASSION MANIACS マニアの受難」 |
3月31日(土) | 13:15〜14:55 |
MOONRIDERS THE MOVIE「PASSION MANIACS マニアの受難」 |
3月31日(土) | 16:00〜18:10 |
ザ・ゴールデン・カップス ワンモアタイム |
4月1日(日) | 13:15〜15:25 |
ザ・ゴールデン・カップス ワンモアタイム |
4月1日(日) | 16:00〜17:40 |
MOONRIDERS THE MOVIE「PASSION MANIACS マニアの受難」 |
4月6日(金) | 13:15〜14:58 |
ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男 |
4月6日(金) | 19:00〜20:02 |
VIVA JOE STRUMMER/ビバ・ジョー・ストラマー |
4月7日(土) | 13:15〜14:17 |
VIVA JOE STRUMMER/ビバ・ジョー・ストラマー |
4月7日(土) | 16:00〜17:43 |
ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男 |
4月8日(日) | 13:15〜14:58 |
ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男 |
4月8日(日) | 16:00〜17:02 |
VIVA JOE STRUMMER/ビバ・ジョー・ストラマー |
4月13日(金) | 13:15〜14:53 |
合唱ができるまで |
4月13日(金) | 19:00〜20:40 |
Touch the sound |
4月14日(土) | 13:15〜14:55 |
Touch the sound |
4月14日(土) | 16:00〜17:38 |
合唱ができるまで |
4月15日(日) | 13:15〜14:53 |
合唱ができるまで |
4月15日(日) | 16:00〜17:40 |
Touch the sound |
4月20日(金) | 13:15〜14:20 |
タカダワタル的 |
4月20日(金) | 19:00〜20:30 |
フェスティバル・エクスプレス |
4月21日(土) | 13:15〜14:45 |
フェスティバル・エクスプレス |
4月21日(土) | 16:00〜17:05 |
タカダワタル的 |
4月22日(日) | 13:15〜14:20 |
タカダワタル的 |
4月22日(日) | 16:00〜17:30 |
フェスティバル・エクスプレス |
4月28日(土) | 13:15〜15:05 |
THE LONG SEASON REVUE |
4月28日(土) | 15:30〜17:20 |
THE LONG SEASON REVUE |
4月28日(土) | 18:30〜19:48 |
レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ |
4月29日(日) | 13:15〜14:33 |
レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ |
4月29日(日) | 16:00〜17:50 |
THE LONG SEASON REVUE |
4月29日(日) | 18:15〜20:05 |
THE LONG SEASON REVUE |
4月30日(月) | 13:15〜15:05 |
THE LONG SEASON REVUE |
4月30日(月) | 15:30〜17:20 |
THE LONG SEASON REVUE |
4月30日(月) | 18:30〜19:48 |
レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ |
作品が見つかりませんでした。 |
チケット情報
料金
当日
- 一般
- 1,000円
- any会員
- 800円
- 学生
- 800円
- ジュニア(18歳未満)
- 500円
- 特別割引
- 500円
備考
チケットは当日券のみ。館内2階・スタジオC前の券売機でご購入ください。
特別割引は、シニア(65歳以上)と障がい者および同行の介護者が対象となります。
基本情報
上映期間 |
2007年3月30日(金)〜4月30日(月) |
上映作品 | 10作品 |
チケット情報 | 有料 |