ジャン=リュック・ゴダール監督作品上映
上映作品2作品
作品上映
愛の世紀
ELOGE DE L'AMOUROHN
作品上映
/0
愛の世紀
ELOGE DE L'AMOUROHN
愚かさも美しさも全てを包み込む愛にみたされた世界
「映画史」を経たゴダールによる愛を巡る物語。
モノクロ映像とカラー映像で綴られ、合間には美しい音楽が織り交ぜられる。特に海の映像とラストの音楽が素晴らしい。また、何度も語られる「過去を知らなければ前に進めない。」という台詞はゴダールのメッセージとも取れる。この映画では「愛」の対象となる女性がいるが、女性を正面から殆ど撮らずに存在の「気配」を感じさせている。それがゴダールにとって「愛」であるかの様に。若き芸術家エドガーは、ある出会い、肉体的パッション、別れ、和解を、若者と大人と老人の3組のカップルを通じて描くという企画を構想する。その主演女優に「彼女」が頭に浮かぶが、依頼に応じない。企画が実現しそうになった時、彼女が死んだ事を知る。舞台は変わり、2年前の回想。エドガーは第2次大戦中のレジスタンスの研究の為、歴史家の下を訪れる。そこにいた法学生の孫娘、それが「彼女」だった。
解説:鈴尾啓太(コミュニティシネマ/プログラムコミッティ)
2001年/フランス・スイス/98分
監督:ジャン=リュック・ゴダール
撮影:クリストフ・ポロック、ジュリアン・ハーシュ
出演:ブルーノ・ピュッリュ、セシル・カ2ンプ、 ジャン・ダヴィー
作品上映
アワーミュージック
NOTRE MUSIQUE
作品上映
/0
アワーミュージック
NOTRE MUSIQUE
圧倒的な美しい映像と音楽が観客に問いかけてくる傑作
75歳のゴダールが監督・脚本・出演を兼ねた社会派ドラマ。物語はダンテの「神曲」同様3つのパートに分かれている。「地獄編」では、世界の歴史が地獄であるかの様に、世界の戦争を映し出す。「煉獄編」ではサラエヴォを舞台に「非対称性」について語る映画監督ゴダールと、女子大生オルガの交流を描いている。最後の「天国編」では射殺されたオルガが、穏やかな空間を歩く風景が映される。音響は「パッション」以来のパートナーであるフランソワ・ミュジーが行い、美しい音楽と台詞を織り交ぜた複雑なソニマージュを行っている。一つ一つの映像・音・言葉が丁寧な点は以前と変わらないが、観念的な作品が多い中で、この映画が一般的に「分かり易い。」と言われる点など、過去の作品とは異なる点も多い。75歳のゴダールは衰える事無く、進化しているのである。
解説:鈴尾啓太(コミュニティシネマ/プログラムコミッティ)
2004年/フランス/80分
監督:ジャン=リュック・ゴダール
美術:アンヌ=マリー・ミエヴィル
出演:ナード・デュー、 サラ・アドラー、ロニー・クラメール、 ジャン=クリストフ・ブヴェ、ジャン=リュック・ゴダール
上映/イベントスケジュール
上映期間:2006年12月22日(金)〜24日(日)
日付 | 時間 |
上映作品 イベント |
12月22日(金) | 13:00〜14:48 |
愛の世紀 |
12月22日(金) | 19:00〜20:20 |
アワーミュージック |
12月23日(土) | 13:00〜14:20 |
アワーミュージック |
12月23日(土) | 16:00〜17:48 |
愛の世紀 |
12月24日(日) | 13:00〜14:48 |
愛の世紀 |
12月24日(日) | 16:00〜17:20 |
アワーミュージック |
作品が見つかりませんでした。 |
チケット情報
料金
当日
- 一般
- 1,000円
- any会員
- 800円
- 学生
- 800円
- any会員の学生
- 500円
- ジュニア(18歳未満)
- 500円
- 特別割引
- 500円
備考
チケットは当日券のみ。館内2階・スタジオC前の券売機でご購入ください。
特別割引は、シニア(65歳以上)と障がい者および同行の介護者が対象となります。
基本情報
上映期間 |
2006年12月22日(金)〜24日(日) |
上映作品 | 2作品 |
チケット情報 | 有料 |